皆さん、初めまして。猫店長です。

数年前、必勝ガイド「新装開店の真相」に登場した事もある現役店長です!

 

 

今日は初回なので、私とパチンコの出会いから・・・

 

あれは小学校4~5年頃の夏休み。友達の父親を捜しにホールへ。

ご機嫌な顔をした友人・父が、小箱いっぱいの出玉から「ジュースを飲みなさい」と玉をくれました。

当時は20発でジュース1本もらえた時代。

『タダでジュースが飲める!?』

と直ぐに勘付いたありし日の猫店長は、隣のスーパーの弁当売り場から割り箸を持ち出し、床の玉を拾ったり、計数機の下にあるこぼれ玉を掻き出し2本目のジュースをゲットしました。

 

次に目を付けたのが、パチンコ台。

打止台に玉が4~5発残っているのを見つけ、チョロ打ちで下皿に戻す!

更に気づいたのが開きっぱなしのチューリップ。

ここを狙い打てば玉増えるじゃん!!

 

「2~3発打てば入賞させるストロークが分かりました」

 

そんなこんなで店内の目ぼしい台、床の玉を狙って徘徊(笑)。

 

次第に常連客に買い物を頼まれ、お駄賃までもらうようになっていきました。

当時セブン機が発売直後でルーキー、ブラボーで大当り中の台を見てると、知らないお祖母ちゃんが僕の小箱に玉を入れてくれたりもしました。

多い時は小箱「800玉」一杯になり、買い物を頼まれるおじさんがそれを換金して渡してくれたりも。

タクシー初乗り330円の時代に、小4が1800円もの大金をゲットし、

 

「パチンコっていいなー」

 

そう思っていた矢先、主任にカギ束で頭をおもいっきり叩かれました(笑)。

 

『子供だけで来てはダメだ!!親と来い!!』

 

「一緒ならいいんかい!?」と今ならツッコミが入るところですが、父親に頼み月に1~2回は連れて行ってもらいました。

チョロチョロくれる数百円で玉を貸りては父の隣で打つ。

こんな状態が数年続いたものですから、すっかりパチンコエリートです。

 

高1になってからは一人でホール通いが始まり、『週刊プレイボーイ』がブラボー10、キャプテンルーキーの攻略法を掲載してたので、見よう見まねで実践!!

しかし、ガキが簡単に攻略出来る程、甘くないと痛感したものです。

逆に羽根物は10カウント規制に移行した直後でホールも甘く使っていたようで、キングタイガー、レッドライオン、エアプレーンなどをよく打って、そこそこの成果でした。

 

その後、遂に高3の17歳夏休み。

隣街の店で、ホール係として時給800円のバイトで採用!!

(これも時代ですね笑)

 

こんな感じで業界入りを果たしました。

 

初出勤時に設置中の機種はグランドホーク、キューピット、パンドラ、トムキャット、ミラクルシューター、コスモアルファ、ニューパニック、ビッグタイガーJr・・・そんな時代でした。

この店には毎日1発台を何回も出すプロが2人、羽根物のプロが3人居ました。

持ち前の明るさを生かして、プロに釘の見方を教わったりなんかしていた日々。

そんなある日、時々打ちに行ってた閑古鳥の鳴くお店の店長と仲良くなり、業界紙「明日のホール経営」をいただき夢中で読みふけり

 

 “いつか僕も店長になる”

 

そう思った瞬間でありました。

つづく

※当時は店長=マネージャー