良い台を打っている時に限って、店員さんが後ろをウロウロ。こんな経験は無いですか?
自分はあります。キャリアもありますが、平常&渋い店が好きなんで(マゾか!)、その辺も理由だと思う。
あっ、自意識過剰ではないですよ。攻略もやった経験がある人間はガラスの反射で必ずわかるし、実際に後の事象に繋がったことはたくさんあるから。

もちろん、見られるだけならいいんですが、「止めるな」「その打ち方はやめてください」へと発展することも多いわけですよ。
だから、チェックが入る=アウト宣告の前兆でもあるんです。

☆店員チェックは主に二つ
では、どんな場合に店員チェックが発生するのか?

主なものは二つです。
・一つは回り過ぎ
ダイコク製のデータ表示機器搭載のホールで「F―18」という表示が出た経験をお持ちの方も多いのではないかな。
これって、以前にブログで書いた通りで
「ホールが勝手に設定した入賞率の範囲を越えると出るエラー」
です。

打ち手とすれば、「知らんがな。そっちが想定しようが、それは店の事情。こっちは何も悪いことしていないし、回るもんはしょうがなかろう」そう言いたいですよね。

実際、もともとこのエラー検出機能、搭載理由はホールコンピュータメーカー(ダイコク以外も当然あるはず)が、ゴト行為や払い出し故障に備えてのものと聞いています。昔やったメーカー社員さんへの取材からはね。

それを店が勝手に「やっかいな客認定」として使う方が問題であり、ホールコンピュータメーカーに責任を押し付けるのもアレかもしれません。

・もう一つは確変ベース(KB)異常
「確変」と名付けられていますが、電サポ中を総じて呼んでいるので、時短中も含まれます。

これも元はゴトや故障トラブルへの対策だったのでしょう。実際、大当り中(大当たり出玉自体はTYとか呼ぶのかな)や電サポ中に電波を飛ばしたり、チューリップやアタッカーをなにがしかの方法でこじ開けて、強引に異常な出玉を取る人がいたと聞きますから。

ただ、現在は主に玉増えに対する監視として使用されています。「増やす客は排除」の指針としてね。
個人的には「だったら減り過ぎるお年寄りとかに保証はしないのかよ!」と言いたいところですが、それはいつも思うだけ。ヤブヘビになるから。

・他のエラー
「INとOUTが合わない」打ち出し数と払い出し数のバランス
「当たったのに、当り信号が上がってこない」またはその逆
振動エラーも
台が感知~ホールコンピュータへ上がるはずですが、これは案外すぐにチェックが入りません。理由は「?」ですねえ。羽根モノのうちのポチでドッカンドッカンハンドルをどついている人に、ペコペコと謝ってたりさ(笑)。

上記はあまりウロウロしないで、すぐに台を開けに来るんで、店も最初の二つとは別の対応をしているのでしょう。

長くなりそうなので、今回はここまで。
次回は現実に打ち手が取れる対応策について記したいと思います。