先月業界&ファンを大騒ぎさせた、警察庁のパブリックコメント募集。
皆さんは書いて出しましたか?
なにせ、官庁がこうやって一般から意見を聞くというのは異例のことらしい。
「どうせポーズでしょ」なんてシニカルな人もいるかもしれないが、打ち手の意見を出せる機会なんてほとんどないから、多くの人がアクションを起こしたはず、というか起こしたと信じたい。

自分ももちろん書きました。
大きくわけて、趣旨は四つ

☆出玉抑制に関しては、決して否定しない
依存症がギャンブルに対して発生するものとするなら、パチンコが遊技の「技」を捨てて射幸心を煽りまくった結果が今である
デジタルが揃うか&連続大当たりが獲得できるかだけをパチンコにした業界側の責任は重い
もしも、本当に遊技に必要な金額が減り、獲得できる出玉の上限に制限がつくことで、依存症患者が減るのなら賛成だ、と

☆台を開けられず、設定を遊技の柱にするのはどうか?
パチスロはそれで長いこと人気を博しているのが事実でも、パチンコも同じとは限らない
見えない設定というのは、かえって射幸心を煽ることになるのではないか?
また、パチンコは釘に当たる玉をできるだけ調節し、入賞口に玉が入るかを工夫する遊技だ
それをないがしろにするのはよろしくない

☆遊技の定義として
現状はハウスルールをタテに、打ち出しを止めることも、ハンドルを動かす(狙いどころを考える)ことも禁止されがち
これこそが遊技でなく遊戯、ギャンブルとして依存症患者を増やしている根源ではないのか?
正常な遊技としての、技術を持って臨む遊びとするには、大きな課題である

☆交換率を下げることで射幸心を抑える方が健全では?
「一物一価」令以来、景品の交換率は格段に上がった
これは遊技の「遊」を捨てて、ギャンブル化させる行為だったのではないか
実際、東京都他では景品の等価交換を禁じたわけだし
長くパチンコと親しんだ者としても、玉を借りるだけ借りて何日も景品と交換できないのはフラストレーションが溜まる~一攫千金的にギャンブルをしたくなる(射幸心を煽られる)感覚はある
逆に20年前までの「結果として玉を借りた金額に対して少し足りない分の景品しか獲得できなくても、得る物があった日は納得して帰れた」=健全な遊技の範囲だった
これは交換率と出玉率の関係から当然のこと

多分に己に都合よい意見かもしれません。
でも、人は完璧に俯瞰して、遊技者や店舗&メーカーの意見を統合はできません。
立場によって見方も違うし。
なので、パチプロである自分の願いよりも、パチンコが長く遊技として愛されるための考えを書いたつもりです

正しいかどうかは知りません。私はこういう意見だったということです。