毎日狂ったように熱いですね(笑)。こんにちは、こんばんは、ゆきちです!
さて今回は皆さん同じテーマで書くという事で私も参加させて頂く事となりました。

拙い文章ですが宜しければ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

では、早速…
熱いと言えば夏…その夏をイメージするのは蝉の鳴き声かな?

梅雨明け発表で熱い夏の始まりでも良いのだけど、自分の場合は蝉が鳴き始めたら熱い夏が始まるんだな~って、思うと同時に、あるパチンコ台と辛かった日々を思い出してしまう…。

もう10年前になるのかな?蝉の鳴き声が疑似連の演出になっていた自分史上最も熱い台が登場したのは…。

これだけで機種名が分かる人は恐らく、同じ時期に熱い日々を過ごした人だと思う(笑)。

なんだと思いますか?

ヒントその1 大当たり出玉は約1500個

ヒントその2 デジタル当たり確率は1/68.3

ヒントその3 始動口はスルーチャッカー

ヒントその4 大当たり中のサウンドが良い(笑)個人的に好きなだけか

ヒントその5 アニメで放映されていた

ヒントその6 打ち手によって期待値が大きく変わる

ヒントその7 メーカーは三共

もうこれで分かるか、まぁ10年近く前の台だから最近パチンコを始めた人には難しいかな

それでは結果発表、機種、スペック詳細はコチラから

と言う訳で本文へ戻ります。

機種名は『蒼穹のファフナー』役物に導かれた玉がV入賞を続ける限り連荘が継続する爆裂仕様、そんな台に攻略法の噂が流れたのは登場して1週間を過ぎた辺り、自分はその情報を知ったのは登場から3週間も過ぎ、お店も警戒を始めた頃だったかな…。

でも自分はその時、人生のどん底にいたんだよな(笑)。

事情があって釘師をクビになって、オマケに貯金も、住む家も無くなってパチンコで凌ぎながら車で生活していた。

当時の全財産は、友達に借りた5万円くらいしか持って無くてドン詰まりの状況(笑)。

ポンコツの軽自動車にベッドやタンスを作って車中生活を始めた頃だった…。

その当時の辛さを紛らわすために車にゆきちハウスって名前を付けてブログにUPして楽しんでいるフリをしていたけど、そうやって現実逃避しなきゃモチベーションを維持できなかったんですよね(笑)。

車で生活したことが有る人は分かると思うけど、そんなやつ滅多にいないか(笑)。とにかく冬は車の中で鍋をしたり、布団にくるまれば寒さは凌げるけど、夏が辛いんですよ、窓を開けて寝れば虫が入って来るし、とにかく熱さや虫と戦いながらの車中生活は本当に辛かった…。

エアコンかけて寝れば?って、思われるかも知れないけど、お金が無かったしエンジン音がうるさいって苦情や不審な車が長く停まっているって通報があるし、警察官の目にも止まりやすくて、その都度事情を説明するのが大変でね(笑)。

家財道具を積んでるから泥棒にも入られやすくて(笑)、カーテン開けっ放しにしてると泥棒が侵入してくるんですよ(笑)。

窓ガラスのない車で生活したことあります?虫も泥棒も入り放題ですよ(笑)。
タバコの吸い殻なんか投げ入れられたら自宅全焼ですからね…。

書けばきりがないので話を戻します。

そんな人生どん底の状況で舞い込んできた攻略話は、まさに天から垂れ降りてきた蜘蛛の糸だった…。

でも、その情報を知った時には止め打ち禁止で対策しているお店も多く、もう遅いかも?って思いと、打ち手によって期待値が変わる台に友達から借りたお金をつぎ込んで生活破綻するよりは、地道にコツコツ期待値とった方が…って、やるか、やらないかで凄く迷っていた。

そんな時に仲の良かった百戦錬磨のパチプロヒヒーンさんが、止め打ちをしない方法を考えてから出発しようと練習を始めだした頃でね、ゆきちさんも一緒にどうですかって誘ってくれて…

あっ!ヒヒーンさんって言うのは、その昔必勝ガイドの「勝者に学べ」で安田さんと対談して年間大賞?だったかな、褒められた凄腕の怠け者…違ったパチンコ打ちだった人です(笑)。

当時のブログが残っているのでリンクを貼っておきます(見る人が見ればその凄さは分かると思います)

それならとパチンコ台を買って一緒に練習を始めたけど、お金が無かった自分は台の購入費出した時点で破綻だから、ヒヒーンさんが奢ってくれて、もうコレは神様が与えてくれた最後のチャンス死ぬ気でやるしかない!って、思いで2日間徹夜で練習した翌日から旅打ちが始まった。

ちなみに自分は練習に2日かかったけど、ひひーんさんは1時間くらいでマスターしてた(笑)。あれ程パチンコが上手い人を見たのは過去を遡ってもいない…。

今はもうパチンコは打ってないけども元気に生きていますし、この内容を書くことも快諾してくれました。

また話がそれているので本題に・・・。

そんな百戦錬磨のヒヒーンさんと自分を含めた4人で旅打ちがスタートしたのだけど、和歌山からスタートして三重→愛知と移動したけど、やはり自分は練習と違ってお店の人のマークがあったり、緊張しすぎて最初はあまり勝てなかった。

この蒼穹のファフナー当たり(羽根開放)の多くは疑似連が絡むことが多くて、蝉の鳴き声が始まると緊張感が高まるの、疑似連が3回にもなればほぼ当たるからね、最初の頃は蝉が鳴き始めたら手が震えていた…

そりゃ手も震えるよ(笑)。
だって攻略失敗してお金が無くなればその場でホームレス確定だからね(笑)。

このままじゃ生活破綻だ!と、気持ちを切り替えて愛知県から西と東に二手に分かれて店回りしたら、九州地方が甘いと西に動いたヒヒ~ンさんから連絡があって、自分はその時、長野県の松本市にいたんだけど即答で行くって答えて(笑)、徹夜で車をブッ飛ばして鹿児島県まで16時間かけて一気に移動したんだよ。

松本市を出たのが夕方の16時くらいで、夜通し走って鹿児島インターを通過したのが開店の20分前くらいだった(笑)。

多分、お金に余裕が有ったらソコまでのガッツは無かったと思うけど、とにかく生活破綻だけは避けたかったから必死だったからね…。

ありがたい事に、民主党政権になって土日は何処まで行っても高速道路1,000円てのもお金の無かった自分には凄く有り難かったな(笑)。

それで、到着した鹿児島鹿屋市のお店で4人で打ち始めて、島の玉が無くなるまで玉をだしたんだけど、そのお店は文句ひとつ言わず、店員さんもすごくウエルカムだったから本当に有り難かった。

しかし残念な事に導入からお客さんが全く付かなかった様で撤去される前日だったの(笑)。
当時の九州エリアは33玉(3円交換)以下の低換金が多かったし、攻略やる人は東北の方に行った方が営業時間の長さや換金差で得をするから、攻略やる人が少なかったのが幸いしたのかな?

これも百戦錬磨のヒヒーンさんの攻略経験があったからだと思う…。

結局、日本全国(沖縄以外の全県)を1か月半くらい旅打ちして4人で合計差玉600万発超えの玉を出して危機的状況は回避することが出来たんだけど、あの日、旅打ちに出なかったら今の自分は何していたんだろうな…。

変わらずパチンコ打ち続けていたのかな?

蝉が鳴き始めるこの時期になると日本全国を駆け巡ったあの熱い日々を思い出さずにはいられない。

実はこの話にはまだ続きがあるのだけど、それは『ガラスの向こう側へ』の最終回で書こうと思っているので…。

今日はこの辺で、しかし毎日暑いなぁ~。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
暑い日が続きますが体調崩されない様に、この夏を乗り切りましょう♪

釘師 ゆきち

特別コラム 全記事一覧はこちら