寒さが和らぎ、暖かくなってきたな…と思ったら、すぐにこの季節がやってきました。
花粉です。
私は長年、スギ花粉に苦しめられています。
1年の中で一番つらい季節と言っても過言ではありません。
花粉症の皆様、今年も一緒に乗り切りましょう。

さて、今回は前回「打ちたい台が最近ない」という話の中で少し触れましたが、6号機についてのお話を少し詳しくしていこうかなと。

皆様はパチンコ・パチスロを打つ時って、何を一番重視しますか?
前提として勝ち負けは頭の中にあるのでしょうが、勝っても「疲れた」「つまらなくてストレスが溜まった」という時ありません?
やはり遊技機である以上、楽しくなくなければいけないと思うんですよ。
でも、最近の機種は
時速何万発だとか、純増何枚だとか、スピード競争になっている気がします。
ユーザーってそんなに早さを重視しているんですかね。

確かに、時間効率は大切。閉店時間を考えながら打つ台を変えたり、パチスロからパチンコに切り替えたりもします。
でも、時間ばかり気にしていたら楽しくないですし、なんか違うなと思うのです。

今は、パチスロの勝ち分だけで生活をしている人(いわゆるプロ)は少なくなりました。
ということは、唯一のお休みを遊技機で楽しんだり、仕事帰りのストレス発散で打つ人が大半ではないのでしょうか。
仕事帰りに打つ方は、出玉スピードは早い方が良いかもしれません。
短時間でたくさん勝ってストレス発散! という考えの方も多いと思います。

でも、よく考えてください。
世の中に、そんな旨い話はありません。
「この純増なら、〇時間で万枚いけるかも?」なんて夢みたいな話…あれば良いのですが
規制によって、どんどん出玉が削られている今、純増がどんだけ多くなっても、結果的に見れば4号機よりも出玉量は圧倒的に少ないのです。

メーカーさんも、なにかインパクトのある特徴を作って、ユーザーの心を掴みたいのはわかります。でも、最近のパチスロは、例えるなら某有名テーマパーク(通称夢の国)のようなもの。
待ち時間がとても長くて、いざ乗り物にのると3分もしないうちに終わってしまう。
パチンコも例外ではありません。
出玉スピードを重視しすぎて、無意味な1分間があったり、演出が長かったり。
個人的な意見ですが、正直このままではヤバいかなと思います。

もちろん、出玉スピードが早いに越したことはないのですが、そのせいでユーザーにとっての苦痛な時間が長くなってしまうなら、違うなと思うのです。
実際に、スピードを追い求めてしまうと、どこかで調節しなければ検定も通らないですし苦痛な時間が長くなってしまうので「スピード感」を出せばよいのかなと思います。
あくまで、朝比奈の考えなので、全員がそう思っているとは思いませんが、正直、最近の最新機種を見てもワクワクしないんですよ。
好きなアニメや、好きなシリーズが出たりすると打ちたいと思うのですが、乗り物に乗る時間があまりにも短すぎて、「我慢して耐えた長時間はなんだったのだろう」という思いが強くなり「行列に再び並びたくない」という考えになってすぐに止めてしまいます。

何事にもバランスが大切。出玉スピードよりも、楽しいと思える時間が少しでも長い、そんなワクワクするようなマシンが出れば未来は明るいのではないのでしょうか。
パチンコもパチスロも!

なんてちょっと重いお話をしていましたが、仕方ありません。
花粉症はこの時期、毎日が憂鬱すぎて、考えもネガティブになりがちなのです。

3月下旬~4月上旬までこの戦いは続きます。
最近、パチスロに対する意欲が低下しているのも花粉のせいだと思いたい。

来月のコラムで「この機種面白いからおすすめ!」って言いたいなぁ…。

※忙しくてまともに打ったのが4日間しかなかったので、今月の収支報告はおやすみです!