私の運営する「じゃじゃもれ掲示板」で最もお世話になっている方といえば、パチドランカーKさん。

毎年年間のレス件数をカウントし、年始にレス件数順位を発表していますが、昨年まででなんと9連覇を達成されています。

2008年といえば、まだこの快進撃が始まる前のことですが、当時こんなコメントをされていました。

「私の地域は随分厳しくなりました。こんな厳しい地域は日本中探してもどこにもないくらいに」という嘆きの声でした。

こういう声を聞けばうずうずしてくるのが私の性分。

「なら、Kさんのエリアへ行って共に店回りさせていただきましょうか?」という申し出に快諾していただきました。

2008年11月29日。車、新幹線を乗り継いで前日から上京した私。生まれて初めて東京より北のエリアへ突入して行きました。

某駅前のA店で待ち合わせの予定。少し早く到着し、ほとんどまだお客が並んでいないのを確認し、しばし周囲を散策。開店が近づき、戻ると20人くらいの並び。
全くの初対面でしたが、携帯で連絡を取り合い、笑顔の素敵なダンディな方が近づいてこられました。

そして挨拶を交わし、開店後、共に入店。さっさと釘を見て廻り、とある台の前で立ち止まる私。そして着席。

Kさんが見守る中、試し打ちは千円で28回転。(厳しいどころか、こんな優秀台がある素敵なお店やん)心の声。ヘソ釘も開いており、上ムラではない感触にて、お勧めと進言し、次のB店へ。

ココは厳しそう。次、Kさんの車に同乗させていただき、C店へ。

ココも厳しそう。次、D店へ。海の島以外は厳しそう、次、E店へ。

Kさん曰く「しばらく来ていなかったけど、最悪の印象だった以前と比べ、少しマシになった。たまにはお店回りするもんだ」。

近くのレストランで食事をしつつ、パチンコ談義。「この台がねらい目、という私のアドバイスは一過性のもの。大事なのはなぜねらい目なのかを知って、自分で探せるようになること」と少し偉そうなことを言いましたが大きく頷いていだだきました。

さて、次F店。ちょっと厳しそう。次、G店。

ココはパチテレの実践番組で知っていて、あの店長さんがいないか探すも分からず。もともと要チェック機種としていた甘冬ソナの設置がありましたので、Kさんと試し打ち。玉増え効果が高く、ねらい目と判断しました。

次は、既に日も暮れており、最後とした8店舗目のH店。ココは海の島に活気があり、甘の黄海などヘソが開いてる上、スルーもメリハリがあり、満席ながら打ってみたい台がチラホラ。

最後に私の感想は、もし明日行くならH店の黄海狙い。A店1番目に打った台、F店の甘冬ソナも候補にて、そんな渋くて打てない地域ではない感じ、と述べさせていただきました。そして固く握手を交わして別れました。

翌日は自身2度目となる上野のパチンコ博物館へ行きました。無料の古い台を試打できるコーナーでは、羽根物の魔界組を打ちました。

あいにく牧野館長は不在でしたが、代わってガイド誌の邦彦氏がおられましたので、私のパチンコに対する考えをアツく語らせていただきました。安田プロの『勝者に学べ』に出たいと思っていると言うと、是非出てください、と言っていただきました。後押しを受けて応募し、採用していただくことができたのでした。

後日、Kさんからこんな話を伺いました。「その後、あのA店の1台目の台を打ちに行ったら、やはり千円28回くらいの信じられない回りだった。やがて、店員から回り過ぎるゆえのチェックが入った」とのこと。

この台こそ「花の慶次 雲の彼方に」であり、知る人ぞ知るチョロ打ちでブン回る可能性があり、あのヘソ釘ならさもありなん、という感じ。

この日のことをきっかけに、というわけではないでしょうが、厳しいと嘆いておられたKさん。その後、収支を飛躍的に上げられ、今に至るまで維持をされています。

繰り返しになりますが、現在9連覇中のKさん。今年もレス件数1位、つまり10連覇が濃厚。
そのレスの内容も、具体的な説明、アツく心温まる内容。どれだけ有難かったか分からず、感謝の気持ちでいっぱいでいます。

 

■じゃじゃ流パチンコ川柳

「もうキツい レクチャー魂 灯がともる」