☆シリーズも3回目になりました。
読み物という物は読み手の立場や好みというものが需要を決めるようになってまして、小説家のどんな大家でも「俺は合わないな」という読者がいます。
自分も世間が言うほど村上春樹は評価していないし。これは完全に好みですから。
閲覧する皆さんが、様々な個性を持つ悠遊道フレンズライター陣から、お気に入りのライターさんを見つけていただきたいと思います。

☆そんなわけで、Yukiさんのプロフィールです
・属性
「非プロ向き、教科書系、たまにオタク」
・技術レベル
スロは正直わからん! でも、ゲーム性を知らない自分にも、十分説得力がある立ち回りをしていると唸ります。
・個性
とにかく真面目! 学校の先生みたい。
大昔教員をやっていた自分から見ても、スキとムダがなく、理詰めのミスターパーフェクという印象です。サラリーマンの仕事でもキレ者なんだろうなぁ。

☆彼の文章は特に奇麗です。多分、言葉の選択も気を使っているんでしょう。物書きは「ここで入れる言葉には唯一これしかない(意味が同じでも似た違う言葉ではダメ)」というパズルをはめ込むような作業があるらしいのですが、そういう面まで細かく心を砕いていると思いますよ。

また、悠遊道フレンズの皆さんが持っている物ですが、「俯瞰する目」があります。彼の場合は特にそれが強い。
実戦でのアツい気持ちを、原稿にする時点では一度冷却して、努めて客観的な視点を持っている感じです。

ただ、それがために破天荒さを感じない時も自分はあります。良く言うと専門誌で個性を出さぬ機種ページ的とでもいうのかな。
でも、それはまだYukiさんの一部分だと思ってます。
ブチ切れて暴走&「ガハハ」と笑わせるのでなく(そもそもタイプではない)、今後は「クスッ」とさせる要素が出てくるはず。カタい仕事でマシンのように打つサラリーマンがガッツリメイクまでしてビジュアル系バンドのギタリストはやりませんからね。彼はスウィープ奏法お手の物の凄腕ギタリストなんです。

☆もちろん、彼には夕方からと休日のみで勝つ、「リーマンスロッターの鑑」としての顔があります。
コラムを読んでいると「K.S.Yukiメソッド」が自分の中にあり、理詰めの選択の中には本人が強く意識しないうちに
「この状況ならメソッドその1だ」
とかフローチャート式に自動で座る機種や台が決まっているのかも?
スロットはやらない自分ですが、状況説明があった後に選択理由がほぼ必ずあるのを見て、「ああ、やっていることは自分たちキャリアがあるパチプロと一緒だな」と思いますので。

☆そして、彼に学んでほしいのは「自制心」です。収支で困っているユーザーの方には、それだけで負けなくなるのを知ってほしい。
悠遊道はプロ育成サイトではありません。多くの人が「悠」=末長く、「遊」=遊技を楽しんでもらうための道標でありたいのです。
負けが込んでスロットやパチンコを止めてしまう。そうならないようにYukiさんのコラムでスロットに臨む姿勢を学んでほしいと思っています。

☆おまけ
Yukiさんは実は大のパチスロライターファン。会議でアニかつさん、広石さんを初めとする著名ライターさん達を前にした時、(いつも柔和な表情だから差を見分けるのは難しいものの)少年の眼になっている。
だから、本当にボランティアで撮影に協力いただいている時も、「こういう場を作れたことで、少しだけ何かプレゼントできたかな」と思ったりするのです。

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