観察の重要性 その3

観察シリーズのラストです。
今回はゲージのポイントを知ることについて。盤面を飛ぶ玉を見ていると、玉がヘソ(状態によってはアタッカーやスルー、電チューでもあります)に向かうルートがよくわかると思います。
同時にそのルートからこぼれるのがどこかもはっきりと目視可能ですよね。盤面上部のバラ釘、風車での振り分け、ヘソの手前の道釘やジャンプ釘等の部分が主だと思います。

もちろん、機種によって多くこぼれ玉が出る場所は違います。そして、よくこぼれる部分=その機種のゲージ上でのポイントなのです。これを知ることは後日他のホールで同じ機種を打つ際に、すごく強力な武器になりますよ。ゲージのウィークポイントがわかれば、そこが悪くない(できれば良い)台を選べばいいだけなので。

例を挙げましょう。そろそろ人気も下火になってきた仕事人Vですが、この機種で自分はヨロイの上をよく見ていました。ここでこぼれる部分が打ちながら目についたのが理由です。
もちろん、多くのデジパチ同様に風車の上での振り分けも大切だし、抜けにくいワープが大きくプラスだったら、それはそれで良いのですが、現実問題としてですね。
風車近辺の基ゲージはまずまずよろしく、多少のマイナスまでなら、ヨロイ上のマイナス調整よりは影響度が少ないと見ました(というか、自分が使っていたホールがヨロイ上がひどい台が多かった)。
ワープに関しては現場で凄く抜けやすい店を見なかったので、ある程度無視。数採りでも千円辺り2個を越える台に出会ったのは、DVD収録で打った1軒きりだったし。

仕事人は弱く打つことで(最終的にはチョロ打ちでなく、その1段上へ玉を飛ばし、下から連釘に強く当てて玉を外回りさせた)、ヨロイ上でのこぼれが減らせたのですが、全ての玉を外回りさせるのは不可能だったので、やはりゲージ(行った店でのというべきかも)のポイントは変わらなかったということです。