3月の最後に公開した前回から間が空いてしまいました。続きです、ごめんなさい。

というわけで、今回はエラーと店側のチェックへの続きです。主に(店が想定している)回り過ぎと玉増え時への打ち手側の対処法になります。
とはいえ、これは自分の例。現場は毎回状況が違うから、臨機応変に対応してほしいところです。ホールに対するスタイルも打ち手によって全然違いますしね。

☆まずはエラーが出た時の店の対応を考える
即出禁(「その打ち方はやめてください」も含む)になるかが肝です。あと、チェックが入ったら、ヘソ以外の釘を翌日壊されるかどうかも大切ですね。

この辺はホールや時期によって違い、エラーが出ても(頭上に表示されるされないに関わらず)問題ない場合もあります。
新規やリニューアルで店が大赤字を覚悟している場合、(少ないですが)打ち手の技量差を容認しているホール等です。

後者は回り過ぎや玉増えの理由を知りたくて、店員さんがチェックすることが多いです。
ぶっちゃけ、自分は過去にあんまり後ろをウロウロしながら見ているので
「どしたん?」
と尋ねたら
「事務所で釘が折れてないか見てこいって言われまして」
なんてことがありました。
これはある程度気安く現場の店員さんと話せる環境あってのことでしたが、最近は「俺もジジイだし、気まずい思いを続けるよりは単刀直入に聞くのもありか。どうせお断りを食う時は、コソコソやっても一緒だし」と思っています。

この手の店はある程度打ち方を容認してくれていると思っていいですね。まあ、翌日以降の釘はどうなるかわかりませんが。

新規やリニューアルでのバカ出し時も、これに近いものがありますが(他の台も凄く回る等)、これは油断禁物。
大手チェーンのいくつかは、軍団、ピン、プロか否かに関わらず、容赦なく排除に来ますし。
もちろん、平常でもその辺はホール次第。まれに店長が代わると基準が変化したりもしますが…(チェーン店でもけっこう店長裁量の部分はある)。

☆対処法
近年はハウスルールをタテにされて、食い下がっても無理な場面ばかりです。知らん顔で打ち続けるなんてことをしても(昔は「日本語が分からないふりをするよ」なんて人もいました。また、メンドくさい人間になって諦めさせる手も通用したとは聞きます)、もう無駄でしょうね。

となると、自分のように「手加減ばっかで、これがパチンコかよ」とグチりつつ、お目こぼしの範囲で勝つ努力をするしかない。異論は認めますが…。

具体的には
・お断りラインを掴んで、それを越えないようにする
一度エラーを出さないことには知りようがないのが辛いところですが、
「エラーになった」
「店員が明らかにチェックを始めた」
(これは経験を重ねると、9割方当たります)
の状況を把握しておくことです。
最近は千円30回転ペースが1万円分前後の打ち込みでエラーになるように設定しているホールが多いようです。
ただ、これは完全に店しだい。自分の経験上、ひどいところでは千円23個でもアウトな場合がありました。どんだけ玉を出したくないねん!(笑)。

おっと、脱線。とにかく、現金投資でも持ち玉遊技でも、常に自分の台の入賞率を把握してください。
そうすれば、自然と見えてくるはず。

・エラーになる前に手加減する
情けない話ですが、対策はこれしか無いでしょう。
具体的にはホールコンピュータに設定されているスパン(何個の打ち込みか)&入賞率を推測して、エラーになりそうになったら回りを落とす、と。
方法は止め打ちを控える、ギリギリになったら、わざを回らないところを打つ等です。
ホールコンピュータの監視はシームレスなので、一度入賞率を落としてヤバいところをクリアしたら、またエラーの心配はそこからの一定スパンまでの間にすればOK。

電サポ中の玉増えに関しても基本的に同じです
減る台は「もっと減らさないとダメ」というほど厳しいホールはまだ少数派みたいなので(無くはない)、増えなければだいたい大丈夫。
問題は増える場合で、わずかなら許してくれる店もあれば、「1発でも増えたらアウト」まで様々です。
しかも、店によっては「F―16〇回」と表示される所もあり、短いスパンで何度もホールコンピュータがチェックしているフシが伺われます。
これは「減ったら増やして」の現状維持すら許さないの表れでしょう。

わずかな玉増えならOKだったら、増え過ぎないように手加減する(適当に止め打ちを控えつつやる、増えてきたら打ちっぱ等)で良いでしょう。
ただ、前述のように厳しすぎるホールでは、ちょっとお手上げ。あえて玉が増えない機種をやるしかないでしょう。

☆ちなみに、デジパチ以外でも監視の目は細かい時代になっています。
当サイトのポチは羽根モノでヤクモノに入った後に止めているだけで、お断りを食らった経験があると言います。

その店は打ち手によって対応が違うらしいのですが、別のプロは「俺あんまりネタっぽいことしないから嫌われてないかも。言われないよ」なんて言います。
個人的には「全てのお客様に平等に」なんてセリフはどこ行った! とムカつくのですが、結局はホールと打ち手も人と人。好き嫌いも出て来ると納得するしかないのかもしれません。