プライベートブランド機自体、今やそれほど珍しいものではないと言えるのだが、新ブランド『ごらく』シリーズ第一弾での登場ということで、それなりに力が入っていることがうかがえる。スペックだが、出玉面を差別化したといったところか。http://www.dynam.jp/pb/mind/

 パチンコホールを全国展開するダイナムが、このほどPB(プライベートブランド)機のお客様体験会を東京・西日暮里の本社で行った。

 今月から導入の「CRフィーバーパワフル2018DS」と「CRフィーバークイーン2018DS」の2機種で、新ブランド「ごらく」から提供するシリーズの第1弾。各機種1000台ずつを導入する。

 「ごらく」は、来店客の声を反映させながら、パチンコメーカーと同社が今後開発していくPB機で、コストを下げ安価で遊べるパチンコ機を目指していく。

 同社の藤本達司社長は「PB機の大当り確率を100分の1程度にしているので、初当りをより多く体験して楽しんでいただきたい。将来的には(パチンコを)映画やボウリングと同じ範囲で遊べるものにしたい」などと話している。~sanspo.comより、引用ここまで〜

http://www.sanspo.com/etc/news/20180207/pac18020705000001-n1.html

 一般商品でプライベートブランドと言うとイオングループの「トップバリュ」やセブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアム」が有名だが、PB商品のメリットは広告や物流にかかるコストが抑えられ、さらに自社オリジナルの商品を販売することで、ライバル企業との差別化を図ることができるという点にある。

 パチンコのPB機も狙いは似たようなものだろうが、コストを下げて安価で遊べるパチンコ機を目指していく分、店側が還元できるのかと問えば、そう単純にはいかないだろう。PB機だからボーダー以上の台がゴロゴロしているという話は今まで聞いたことがない。まあ、安く仕入れられる分は従業員の福利厚生に回しますというのなら、それはそれでアリだと思うが。