都遊協主催のファン感謝デーだが、今年は依存症問題啓発週間とかぶるため、日程が変更されることになった。しかしながら、感謝デーと名のつくもので、出玉でファンに感謝の意を表しているホールがどのくらいあるのかは定かではない。

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は1月30日、都内ホテルで1月定例理事会を開催し、5月ファン感謝デーの開催日程を変更することを報告した。

 当初は5月17日(金)から同19日(日)の開催を予定していたが、昨年成立したギャンブル等依存症対策基本法で5月14日から20日の1週間が依存症問題啓発週間に設定されたことから、ファン感謝デーの開催日を変更することとした。

 新しい開催日程は、啓発週間前の5月10日(金)~12日(日)。ファン感謝デーの事前告知期間や8月の全関東ファン感謝デーの開催日程、現場の混乱等などを考慮した。~以上、web-greenbeltより引用~ http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00011060

 カタログショッピングや液晶テレビなど、当たればもちろん嬉しいだろうが、そんなところに金をかけるくらいなら出玉で還元してほしいのが大部分のファンの本音だろう。特に今はイベントが規制されているので、感謝デーに名を借りて、出玉で勝負してしまえばライバル店との差別化も図れる。

 まあ、個人的には感謝デー=通常営業という印象しかない。その日のために高額な景品を取り揃えるということは、その分どこかで回収しているということでもある。現状の感謝デーをファンが本当に求めているのか、業界はそういったところを再考すべきだと思うが、どうだろうか。