この業界は昔から色々と社会貢献をしているのだが、地道に集めたプルタブが車椅子に変わることもある。この取り組みは今年で12年目、寄贈した車椅子の累計は350台にも上るそうで、今後も積極的に取り組んでほしい。

 マルハンはこのほど、1年間かけて全国の店舗で収集したプルタブ約320万枚を一般社団法人環公害防止連絡協議会を通じて車椅子2台と交換。購入した4台をあわせた計6台を青森、福島、神奈川、三重、岡山、高知の福祉施設に寄贈した。

 同取組みは今年で12年目。全国の施設に寄贈した車椅子の累計は、今回の寄贈分を含め350台となった。

~以上、web-greenbeltより抜粋~ http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010390

 ちなみにアルミという金属は精錬に多大な電力を消費するので、日本国内では採算が合わず、最後まで頑張っていた静岡県の日本軽金属も2014年に施設の老朽化のため、アルミ精錬を終了した。現状、海外からの輸入かリサイクルに頼っているのだが、リサイクルの一例としてプルタブを集める→車椅子に交換という流れがあるわけだ。

 このアルミのリサイクルには色々と問題点もあるようだが、少なくとも寄贈される側からすれば歓迎される動きではあろう。