時々起きてしまう景品交換所関連の犯罪だが、今回は3千万円の強盗事件。交換所の関連社員が持っていたかばんを奪われたというもの。そんな大きな金額の入ったかばんを一人で持ち歩いては危険と思うのだが、警備員等もいなかったのか。

 5日午前10時45分ごろ、愛知県知立市上重原町のパチンコ店「メガコンコルド1020刈谷知立店」の駐車場で、景品交換所の関連会社の男性社員(35)が、後ろから来た男に体当たりされ、約3千万円が入ったかばんを奪われたと110番があった。男性会社員は転倒し、左肘を擦りむくなど軽傷を負った。男は北の方角へ走って逃げたといい、安城署が強盗致傷事件として捜査している。

 署によると、男は身長170センチほどで太めの体格。灰色の上着に紺色ズボン姿で、黒色帽子と黒色サングラス、白い軍手を身に着けていた。男性社員は、景品交換所の景品などを取り扱う名古屋市名東区の会社に勤務し、パチンコ店から現金を受け取り、車に向かっていたところを襲われたといい、会社員が通報した。~以上、中日新聞webより~ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018100590123108.html

 とにかく、景品交換所周辺には警備員を常駐させ、現金等を移動させる際には同行させるよう徹底しないと、また似たような犯罪が起きかねない。人件費等のコストはかかるが、大金を奪われるリスクを考えたら、安いものだろう。

 筆者がかつて雑誌に載せる記事の関係で某ホール店長に聞いた話だが、交換所関係の犯罪は大抵前もって詳細に調べてあるそうだ。何時頃交換所を開けるのか、何時頃店から現金を持って出てくるのか、一人なのか複数人なのか、その他諸々、全部調べ上げた上でいざ実行すると。

 ちなみに、保険をかけていれば、被害額は戻ってくるそうだ (今回の件もそうであるとは限らないが)。ただ、次回からの掛け金が上がるので、やはり強盗なんぞには遭わない方がいいとのことである。