初代冬ソナが登場したのはもう10年以上も前になるのだが、月日の流れるのは早いものである。当時は各マスコミにも好意的に取り上げられ、パチンコをあまり知らない韓流ファンの人たちからも注目されていたように覚えている。実際に設置されてからも稼働は良く、韓流なんて興味もなかった人たちも、冬ソナの世界観を存分に再現した当機の完成度の高さは認めざるを得なかっただろう。

京楽産業.はこのほどパチンコ新機種『ぱちんこ冬のソナタRemember』を発表した。

 同機はパチンコファンだけでなく、韓流ドラマファンからも絶大な支持を受けた『ぱちんこ冬のソナタ』シリーズ最新作。

 演出には初代冬ソナ(2006年)、冬ソナ2(2008年)それぞれの演出に加え、新規演出も搭載。これら演出は2つのモードによって出現比率を変えることができる。初代冬ソナ演出がメインの「シンプルモード」、多彩な演出が楽しめる「エンジョイモード」はいつでも選択することができる。また、シリーズ初の8個保留を採用している。

 スペック面では安心・安定感を重視。大当たり確率約1/315.1(高確率時約1/39.8)で確変突入率62%、確変非突入時は時短100回転が付与される王道ミドルスペックとなっている。大当たりは16R(確変・通常)と突確を搭載しており、振り分けはヘソ大当たりが16R確変38%、突確24%、16R通常38%、電チューが16R確変50%、突確12%、16R通常38%となっている。突確以外は全て16Rで1,536個(払出値)の出玉を獲得することができる。~以上、web-greenbeltより抜粋~ http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010394

 ファン離れが懸念される今日、名機復活としてかつて遊技していた休眠客をも取り戻せるか注目したい。ちなみに冬ソナはそれなりに良く打ったのだが、肝心の原作はほとんど見ていない。まあ、社会現象にもなった作品なのだから、良くできたものであることは間違いないのだろう。

 韓流ドラマと言えば、以前NHKでやっていたオールインというものがあり、こちらは良く見ていた。ストーリー的にはギャンブル好きなら結構引き込まれる内容だと思うのだが、こちらはパチンコ化の話はてんで聞かない。タイミングとしてはもう遅いが、一時の韓流パチンコブームの時に話題に上らなかったのが個人的には惜しまれる。