約10年ほど前、攻略法騒ぎで物議を醸したファフナーだが、満を持して二代目が登場となる。前作に引き続き、玉の動きが目で楽しめる2種タイプでの登場となっている。

SANKYOはこのほど、人気アニメをモチーフとしたパチンコ機の最新作「Pフィーバー蒼穹のファフナー2」をリリースした。スペックは、玉の動きが演出のポイントとなる2種タイプのライトミドル。ホール導入予定は、2月4日からとなっている。

新機種のゲーム性は、ヘソで小当りを狙い、上アタッカー※が開放されたら、役物内のV入賞で大当り。その後右打ちで下のアタッカーに玉を入れ、ラウンドを消化するという流れだ。

役物内のV入賞は、6穴の回転体内でハズレ穴を塞ぐ役割があるサポート玉がポイント。このサポート玉が多いほど、V入賞の確率が高まるというシンプルながら高揚感を刺激する演出に仕上がっている。

RUSHに直行する「乙姫ボーナス」の出現率は約1/199.7。直行および引き戻しを含むRUSH突入率は約57%で、RUSHの最大ループ率は約80.1%だ。出玉は1,080個または360個となっている。~以上、遊技通信webより抜粋~ https://www.yugitsushin.jp/tag/sankyo/

 初代の攻略云々の喧騒は今でも覚えているが、当時はホールの対応に問題があった。全くもって正当な攻略なので、釘調整次第でどうにでもなったのである。それをメーカーのせいにしたり、技術介入をフルに活用して打っている人を追い出しにかかったり、あげくが釘をガチガチにして、それでも足りないのか女性専用台にしたりと、そんなことをやるからメーカーからも客からも信用されないのだと、当時は思ったものである。

 今はもう釘調整云々がタブーなので、それによって攻略云々とはなりにくいと思うが、結局10年前からもうマトモに釘調整できるホールが相当少なくなっていたのは事実だろう。設定付きパチンコもあまりパッとしないようだし、やはり釘調整あってのパチンコと思うのだが、業界自身がそれを否定するような動きになっているのは否めない。時代の流れと言ってしまえば、それまでなのだろうが。