不思議なものだ。
自分に限ってのことだけど、同じ規模のハマリでも、状況によってダメージが違う。

辛いのは
・引けぬ日が続いている時期
なんかねえ、ちょっとハマっただけでも、ついつい「またかよ!」とイラついてくる。
「人間できてねえな」と、毎回思うのだけど、それは何度経験しても治らない。
月間収支がヤバい時も、余計に辛く感じたりする。もう、そういうものと割り切るしかないわな。

・現金投資の時にハマるのもしんどい
現実は高換金では大して収支差も出ない(等価になると持ち玉も現金投資もない)。東京の28玉交換ですら、1万円入れて持ち玉との差はせいぜい千円ほど。
でも、それ以上にお金を入れるというのは人間にとって嫌なものなんだろう。

・スペック
機種の仕様もあるかな。いつ当たるかわからないような機種では、戦車に竹槍で向かっているような気持ちになるし。
ましてや初当りを引くだけでなく、そこから更に電チューで当たらないと真の実力が発揮されないような台なんて…。

逆にさほど堪えないのは
・収支が余裕な時
「ここからやめるまで一度も当たらずとも、もう負けはない」
とか
「今月は当たり過ぎてるからな、ちょっとくらいツキを返してやるよ」
なんて大らかな気持ちになれる時だ。

・スペック
さっきのしんどい時と逆に、手堅い機種を相手にしていると、「どっかで一度は当たるだろ。もし負けても、2~3万でしょ」と思えることもある。
そういえば、かなり前の話ながら、4月は羽根デジを打った日に限って6倍クラスのハマリに遭遇したのだが(たしかミドルタイプを挟んで3度連続)、この時も「ミドルだったらたまらん! ってとこだなぁ。羽根デジで良かった♪」と、収支が順調だったこともあり、苦しさはなかった。

パチンコは運の要素が大きいし、デジパチに関しては機械的に臨む方が勝ち方としては正しい。
けれど、あまりマシンになっては盤面を見つめ続けるのも苦痛だ。多くの若者が上皿にスマホを置いて、台の画面そっちのけで打っているのはそのせいかな。
個人的には「自分は完全にマシンになどなれぬし、適当に一喜一憂しながら理論的に正しい行動を取れる」そんなスタンスでいたいと思っとります。