「やっぱり俺たちは現場に出てないとダメだ」今まで何度となく呟いたセリフです。

理由はホールでいろんな機種を触っていないと、台に対する感覚が鈍ってしまうこと。ルーチンワーク的な稼働は日々の安定に繋がるけれど、新しいものを常に採り入れていないと、いつかは化石化してしまう。
パチプロ界のシーラカンスを自称する自分が言うのも変な話ですが(笑)。

そして、もう一つは「書き物のネタは現場で経験しないと出てこない」という持論から。
よく漫画では作家の先生が自宅(ホテルで缶詰なこともある)でウンウンと唸ってたりするけど、それは物語を構築する作業だから。
自分のような誌上プロはもっと直接的で、多くの文章が経験~その出来事への思索が基になっている。
こういうブログでのエピソードしかり、台の小ネタしかりでね。

打ちに行けば、何かしら面白い現象に出会い、勝手に書き物のネタは貯まる。
たまには「いつもの機種じゃ、読者は日記もマンネリを感じるわな」と、あえて初物に挑戦する。それが時には戦力として使える機種ストックにもなるし。

問題はジジイになると、思いついたネタをすぐ忘れてしまうこと(汗)。
本当に鶏が三歩で忘れるが如く、メモッてないと絶対に思い出せなくなるからなあ。
これでも昔は他のライターさんの文を一言一句覚えていて、書いた本人に「よく覚えてるなあ」なんて驚いてもらえたってのに。
仕方ないんで、最近はスマホのメモ帳機能フル活用になってきましたよ。ああ、デジタルツール最高!