言わずと知れた一般電役の名機ですね。
ベテランの打ち手さんには懐かしく思う方も多いでしょう。

ゲーム性はデジパチに準じていて、デジタル三つ揃いで大当り。その後は親チュー(アタッカーだったけど)に入れて真の当りが発生。あとは電チューの連動で出玉を取る形式でした。

当時のいくつかの他機種と同様、大当り消化中にもチャッカーを通過してデジタルが回せるので、自力ながら連チャン性も有していました。
この連チャンによる上乗せは、なかなか数字で言い切ることができずでした。
いつ自力連チャンが発生するかで上乗せされる出玉は変わってくるし、ヘソの通過率は台によって違うから「何回転目で当たれば、何個上乗せ」と、しゃくし定規に断言できなかったのですよ。

自分は多くのプロが言う「単発出玉が2500個(釘によって違うけれど、これくらいの台が多かった)なら、千円25個で日当3万円」という目安に乗ってましたがね。
現実はヘソ通過後に入る可能性がある、下の玉持ちチャッカーへの入賞で、出玉が違ったり(ここに入ると出玉を取るためのアタッカーへの入賞数が減る)、通常時の時間効率も変化したので、なかなか細かい計算をしにくかったのです。

また、この機種にはリーチの種類とスベリの組み合わせでいくつか確定法則が存在し、それもゲームにコクを加えていました。もう全部忘れちゃったけど…。

そうそう、ある店で体感器使いのプロの人に「安田さん、やってんの?」と疑われたこともあったなあ。
体感器はフィーバーボルテックス以降、全くやっていない自分は必死で「違いますよ~」と説明したけれど、低換金なりに回る店だったので、保4を2個ずつ打って埋めていたからかな?
たしかこの機種の周期は短くて、1個打ちが普通だった気がするけど。
翌日からシマに近づかないようにしましたよ(笑)。

今だったら電チューの連動間を節玉に励むのが普通かもしれない。
必勝ガイドの投稿コーナーには手順が紹介されていたし。正直、感心したもんです。