初代北斗の検定が切れる直前にデビューしたのが「北斗の拳SE」です。SEは言うまでもなく「SPECIAL EDITION(スペシャル・エディション)」の略称なのだけど、某巨大サイトの掲示板などで「本当は“サイフがエンプティ”の略なのではないか?」…などと皮肉られました。

 

その理由は機械割の低さ。

初代北斗の機械割が設定6で119.7%なのに対し、SEは設定6で108.5%(いずれもメーカー発表値)。同じ最高設定でありながら機械割が11.2%もダウンした上に、ガイドが行なったシミュレーションでは更に低い105%程度の数値に落ち着いちゃったんですよ。

機械割の大幅ダウンは勝率の低下にもつながり、その結果として、SEに期待していた初代北斗のファンにそっぽを向かれちゃった…というわけ。

もちろん、機械割が低ければ高設定を多投できるわけですが、当時、私が通っていた中野の某ホールでは、店内放送で「北斗SEは全台設定6です!」とアナウンスしているのに誰も座らない…なんていう状況になっていました。やはり、期待感が大きければ大きいほど、期待はずれに終わった場合にはリカバリーも難しいのでしょうね。

 

ちなみに、初代北斗の検定切れは平成18年の10月。それに対して、北斗SEの検定切れは平成19年の7月末。ギリギリまで設置するホールも多かった初代に対し、SEは半年程度の稼働で見切るホールが続出しました。

そして、個人的にも北斗SEの評価はイマイチです。

てゆーか、当時それなりに打ち込みましたが、一度も勝ったことがなかったりなんかして(涙)。

まぁ、今となってはそれも良い思い出です。

 

日替わりブログの表題写真にもなっているこの写メは、「パチスロ必勝ガイドSEVEN」という雑誌の誌面実戦で北山田の某店に新装初日の北斗SEを打ちに行き、7万5千円ものクソ負けをやらかした時の記念写真です。微妙に顔が引きつっているのがおわかり頂けるでしょうか(笑)。

さて、次回はいよいよ「北斗の黒歴史」に突入します!

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