先週の新装で私のホームグラウンドのお店からハナビが全て消えました。個人的に最近は打つ機会が減ってきたとは言え、5号機時代の終焉に向けてのカウントダウンが進んだように感じて、えも言われぬ淋しさに胸が締め付けられました。てゆーか、稼働は悪くないんだから、ハズすにしても半分に減台すればいいじゃん。なにも6台ぜんぶハズすことはなかったんじゃね?

 

 

代わりに導入されたのは、5.9号機の某ボーナスタイプ。最近の流行りに乗ったロングRT搭載機につき、出玉のスランプはハナビより荒いかも…って感じです。ただ、打つ前に通常時やビッグ中の打ち方などの基本情報を仕入れようと、パラパラとパチスロ必勝ガイドをめくったら、「あれ? どこにも載ってないぞ」ってなって、未だ初打ちにたどり着けていません。まぁ、ベースがボーナスタイプですから、AT&ART機のように「知識なしで打つと大損する可能性がある」な~んてコトはないと思いますが、不二子A+みたいな例もあるので、今しばらく自重しようと思います。

 

でまぁ、話は戻ってハナビですけどね。私は4号機時代からハナビシリーズの多くを、パチスロ必勝ガイドで記事に書いてきました。

初代ハナビ、大ハナビ、ドンちゃん2、デカドンちゃん2、青ドン、赤ドン雅、ドンちゃん祭…これらは全て私が担当ライターです。面白いことに緑ドン系には縁がありませんでしたが、もちろんプライベートで打ち込みましたよ。

逆に、全く打ちたいと思わなかった、または打つ機会がなかったのが、花火の親方(リールのスロー回転に目押しを狂わされた)、赤ドン(近くに設置店なし)、青ドン極&匠(同じく近くに設置店なし)、出番だ!葉月ちゃん(これも設置店なし)の5機種。自分が担当した機種にはそれなりに思い入れがあるので、近場に設置店がなければ探して打ちに行くんですが、そうでなければわざわざ遠出しようとは思いません。

そして、最も思い出深いのは、やっぱり初代ハナビでしょうか。4号機の初代ハナビがリリースされたのは98年の夏。当時は攻略誌がメーカーさんに取材に行くなどタブー視されていた時代で、当然のことながら実戦データの採取はホールさんで行うんですが、この時は協力店さんからの申し出で新装前日の閉店後(つまり深夜)、お店のスタッフが台を全て入れ替えてから朝まで2時間だけ打てることになりました。まぁ、交換条件として記事の中でお店を紹介するカコミを作ったんですけどね。そのまま突貫工事で原稿を書き、下版日の最終便で直近の号に間に合わせることができました。全てが終わった後、ボロ雑巾のように疲れて爆睡したのは言うまでもありません。

 

今ではメーカーさん側も攻略誌を「新機種のプロモーションの場」と考えており、デビュー前の新機種をショールームで打たせて頂けるようになりました。お陰で真夜中に神奈川まで行って深夜に短時間実戦をして朝から記事を作る…な~んて無茶な進行はなくなったんですが、苦労して作り上げたページは深く記憶に刻まれるのは当然のこと。下手をすると半年前に書いた某機種の記事より、20年前に書いた初代ハナビの記事の方を詳しく覚えていたりしてね(笑)。

繰り返しになりますが、私の通うホールから5号機ハナビが全てハズされました。なので、もう打つ機会はないかも知れません。

せめて、来るべき6号機時代にもハナビの後継機が登場してほしいと願う今日この頃なのです。