私はパチンコ&パチスロを打つ際に「平均日当3千円」を目標にしています。

なんだ、ずいぶん控えめな目標なんだな…と笑う方もおられるでしょうが、実を言うとこれが思う以上に難しいんです。

 

ポイントは「平均日当」という部分。私の場合、月に平均15日くらいパチスロを打ちますので、目標を3千円とするなら15日で4万5千円。これが1年になると54万円になります。たかだか1日あたりの目標が3千円だとしても、1年かけると目標が54万円にまで膨らむんです。3千円という金額が控えめな数字に見えるのは、負ける時の金額を考慮していないからそう感じるわけで、たとえば3万円負けたとすると、翌日に3万6千円勝たなければ「平均日当3千円」は維持できません。当然、負けが嵩めば嵩むほどリカバリーも厳しくなります。

4号機時代の専業プロは「平均日当4万円」を目標にしていた人も多かった。つまり、25日稼働で月に平均100万が目標。これを1年平均に直すと1200万円となります。いわゆる一千万プレイヤーですね。今じゃさすがに数字を聞いただけで無理だと思いますが、実際にそれくらい勝っていたプロは実在したんです。私の知り合いの中では、パチスロ必勝ガイド7という雑誌で隔月対談の企画(実録プロ人生)に登場して頂いていた、高梨義和プロなどがそうです。

高梨さんの凄いところは、とにかく無駄な投資をしないこと。普通は新機種が登場したら、とりあえずどんな台なのか打ってみたくなるのが人情じゃないですか。だけど、高梨さんは新装では絶対に打たないんです。なぜなら中身がわからないから。自分が新台で勝負するのはすべての解析値が出揃って、押し退きの判断が明確になってから…と仰ってました。つまり、専業プロはストイックでなければ結果を残せないんですね、ええ。

そんな高梨さんを見てきたからこそ、私は欲張ってはいけないと思いました。好きな台を楽しく打ってチャラなら御の字。そんな考えで勝てるわけがないんですよ、正味の話。でもまぁ、パチンコ&パチスロは勝てなきゃ面白くないのは当然であり、それで前述した「平均日当3千円」に今は落ち着いているんですよね。

 

果たして、今年はどうなるか?

ちなみに、今はまだ年間収支がマイナス域です。

目標達成は無理でも、せめてプラスで年を越したいなぁ…などと、まだ1年の半分も経っていないのに思い始めている私は、たぶん絶対にプロになれないのだと思います(笑)。