フィーバークィーン2018を打って、BGMが良いとツイッターで呟いたのは4月後半のこと。
あの音楽はシリーズでずっと使われていて、どうにもクセになる(いい意味で)。ドラムが止まる時の「タン、タン、タン」ってのも含めてね。

今は思い浮かばないけれど、名機と言われるパチンコ台の多くには愛すべきキャッチーなサウンドが、良き相棒として存在しているのではないかな?

というわけで、前フリは終了。
今回は20年前くらいに凝ったプロレスのテーマ曲を紹介したい。やや古いレスラーなのは失礼!
どの曲も会場では選手入場の前に流れただけで、ファンの気分がアガるキャッチーさがあったのですよ。

・HOLD OUT
現在のミスタープロレス、武藤敬司が肉体全盛時に使用していました。グレートムタで登場する時は、同じ曲を和風バージョンで流してましたね。
レスラーのテーマ曲はなぜか3連のリズムが多いのですが(前田日明もそう)、なんでなのでしょうかね?

・UWFのテーマ
自分の世代的にこれはアツい!
元は所属する山崎一夫のテーマだったのを、あまりに素晴らしいから、団体のテーマとして使ったなんて話もあります。
この曲は「ドン、タン、ドン、タン」というリズムで二拍子だと思います。珍しいパターン。

・パワーホール
天下の長州力の入場曲。P―MODELというニューウェイブバンド(死語か?)の曲らしいです。
物凄く音数が少ないのに、なにかこう緊急警報みたいな緊張感がある。今はカツゼツが悪いオジサンみたいな形でTVに出てますが、全盛時はピリピリしてたんですよ。その雰囲気にも一役買っていたと思います。

・吹けよ風、呼べよ嵐
ジャイアント馬場のライバルだったアブドーラ・ザ・ブッチャーの入場曲。
有名なプログレバンド、ピンクフロイドのインストです。これまた緊迫感があり、悪役レスラーのブッチャーにはピッタリでしたね。
私はスライドギターは下手くそなんですが、この曲のギター(ラップスティールというハワイアン等でも使われる卓上タイプの楽器を使っています)を聴いて、それっぽいのをライブでやったりしました。

他にも、全日本プロレスで活躍した大相撲上がりの田上のテーマがイングウェイ・マイルムスティーンの「イクリプス」だったり、小橋健太の若いころのテーマがパラシュートという名フュージョンバンドの「スナイパー」だったり、プロレスラーのセンスは侮れないのです。