この機種の登場は1999年。世紀末の足音が聞こえ始めた時期ですね。
画面では男臭いターザンが様々なアクションをしていて、楽しませてもらいました。
普通の1回ループ確変機と、回転数切りのST機、あと現金機もありました。
タイプ違いが多く存在することで、かなりの店に設置されていたと思います。
(自分がジグマとして通っていたホールには普通確変機が設置されていました)

あまり覚えていない同時期のCRデジパチに比べて記憶に残っているのは、小細工で勝ちやすかったからです。

実はこの機種は以前に内緒話で書いたエピソード、故飛鳥一平さんとの回しっこ勝負で打った、あっぱれ応援団とゲージが似ていたのです。
あの勝負では天にあるワープへ多くの玉を絡めることを目論んだ、アタマを狙う合わせが功を奏したものでした。

当然、盤面写真を見た時点で「柳の下にドジョウだぜ」と期待しましたよ。
結果は思った通り。緩い時代だったこともあり、打ち方を隠すこともしなかったのですが、案外長持ちしてくれました(専門誌でも特にストロークの効果には触れてなかったはず)。

それから、当時は低換金店が主流。珍しかった等価やそれに準ずる高換金店以外はスルーも気にする必要がなく、電サポ中は簡単な止め打ちで勝手に玉が増える場合が多かった。
自分もそれなりに玉増えの恩恵を受けたし、友人には現金機で「通常時の打ち込み玉数と電サポ中の玉増えが同数だったよ」なんて話も聞きました。
すごいね、展開も味方したんでしょうが、当りでの払い出しが丸儲けだもの。