アラフォーなプロに一発台の名機は? と尋ねたら、返ってくるのは「ミサイル」の一択だろうな。
でも、自分のように50代も半ばとなれば、その前身となった「コンビ」なんだよなあ。
基本的なゲーム性はミサイルと同じで、ヤクモノ入賞~クルーンの手前穴に入れば大当り。
違うのは普通機として検定を通った関係で、大当り後に開くチューリップの先端に当たった玉が斜め下の入賞口に入って出玉を得る仕様にされていたことでしょう(ホール側の工夫)。
ミサイルはチューリップの連動で出玉を取るのですが、こちらは最初にアタックするチューリップが閉まらない営業なので、出玉はホールの設定しだい。
一回交換が基本的で、4~5千個の打ち止め制が多かったように思います。店によってはタイムサービスで7千個打ち止めなんてシステムもありました。
当りが目で追えるってのはやっぱり良いもので、当たれば一気に1万円とかになる。そりゃあ、自分もまた中毒になりましたよ。
羽根モノメインの頃も打ち止めになる台が全部終了したらやることがないので、「帰る前に2千円だけ勝負」とかね。
あっ、セル盤違いの「スーパーコンビⅡ」(初代のホンワカしたオレンジっぽい色合いの盤面から、なんかシャープな盤面になってました)が出た頃に、店員さんに「手前に来る? 今度のは皿の確率を1/4にしてるんだよ」と聞かされたっけ。
羽根モノではクセが変わった経験がなかったし、「そうか、ネカセで店はいろいろできるんだな」なんて感心したのは30年近く前の話でした。
注)今回の画像は「嗚呼、パチンコ~たまごろうのhp」様から、ご無礼ながら拝借しました。硬派でパチンコ愛に溢れた素晴らしいサイトです。
本当の一発台はこの手の、チューリップや権利モノ改造台ですね〜オマケチャッカー禁止以降の一般電役やミサイルのような連動のやつは出玉が決まっていて、自由度が低かったです。(でも店によっては打ち止め設定してあって、足りない場合は補充してくれたり、あとはサービスタイムにあたると特殊景品を手渡されるというちょっとアウト的なものもありました)
スーパコンビは、いかにも一発台用に作りましたって感じでなく、美しい(?)釘曲げによって作り上げられたゲーム性に感心したものです。私がパチンコやりはじめたころにはもう古い機種になっていて、当てたことあるの一回だけかなぁ、、
獣さんへ
そう、たしかに無理やり作り出されたのが一発台ですよね。
その出自になにか宿命みたいなもの(陰)を感じます。
電役の大量出玉機等は今の奴もそうですが、なぜか正々堂々とした「明」感があったりします。
まあ、超ベテランさんに言わせたら、コンビのようなヤクモノ振り分けがある機種は邪道で、本当に1発飛び込めば当りのタイプこそ一発台と言うかもしれませんが…。