この機種は名機と謳われるほどでもなく、時代も昭和で古いので、昔の攻略をやった人くらいしか覚えていないかもしれないな。
でも、自分にしてみれば、実機を購入してまで研究した台はこいつ限り。ボタンを押してデジタルを揃えた時の満足感もあり、絶対に忘れられない台だ。

攻略の概要は乱数カウンターのスピードが遅い左右出目(1セットになっていた)が揃うタイミングで、ボタンを押してデジタルを止めるというもの。
また、この機種はちょっと特殊で先の乱数取得条件は、チャッカー入賞時の乱数+ボタンを押した時の乱数というもの。体感器を使わなかった自分は、チャッカー入賞時の乱数を知るのにデジタル停止を待ち、攻略できたのは連続回転の次回以降。これだと回りがあるのが前提条件なので、出玉が少なく回る1回交換の店を狙っていました。あと、狙える当りの出目が4~8なので、3の三つ揃いを狙いにくい関係で不利なのもあった。
他にも温度で乱数のスピードが変化するとか、いろいろありましたが割愛。
そうそう、乱数の仕組みはパチンコ専門誌でも他に先んじて月間化された「パチンコファン」(現在は休刊)。今更ながら感謝感謝です!

エピソードとしては仲良くなった常連さんに手順を教えたが(乱数=2桁の数字の並びを189個記憶しないと無理)難しくて断念。
でも、出禁にされかけた時に、その常連さんが「この店は負ける奴しか打たせないのか!」と庇ってくれたことが思い出深いです。いい人だったなあ。

画像はnobのおもちゃ箱 ~懐かしの名機たち~ 様から拝借しました。
YouTubeに動画はありましたが、画像で見つかったのはここだけ。存在感あり!のサイトです。