海シリーズにはずいぶんお世話になってきた。メディアには海のスペシャリストを自称する方が多いけれど、初代ギンパラから打っている自分も全部合わせたら、稼働はさして劣らない自負もあるのですよ。

今では海に限らずパチンコ台はゲージも完成度が上がり、大幅に回転率を上げるネタは減ったけど(ちょっと回りを上げる方法は釘しだいでなくもない)、この機種はチョロ打ちが強烈に効いた。

理由はヤクモノのカタ辺り、バラ釘の入口で玉が振り分けられるのだが、弱く打つことでそこをクリアしやすくなるゲージだったこと。
自分は初打ちでは気づけず、ヴィーノ石田さんに教わった時は地団駄を踏んだもんです。
あと、必勝ガイドには以前ライターをしていたパチママさんが導入直後の実戦で「弱く打たないと、無駄玉がボロボロ出てしまう」と書いていて、後から「やるなあ!」と感心したっけ。

ちなみに、大わんわんパラダイスも似たゲージで、こちらも同様の打ち方が効きました。
時代もあったのでしょう。ローテーションで店を使い分けることで数カ月間釘も残り、楽をさせてもらえました。
石田さん、今も自分は感謝しておりますよ。お返しはできてませんが、麻雀で貢いだお金で勘弁してくださいませ。