☆うん、先週も負けっ放し!
5日間の稼働中、3日慶次と海をやりましたが、「飲まれるために金を入れる」
ひたすらそんな作業をしてました(笑)。
勝ったのは天龍で(多分)運勝ちした一日のみ。

☆そんな中、手をつけたのは天龍VS7000。
実は自分はフルアナログ物は「もういいかな?」と思ってたんですね。理由は
・台数の少なさ
旬の時期には怠け者が座れない
・店の管理具合と余裕の無さ
間違いが起こればいいんでしょうが、そんなのは最初期くらい。
「客がつかないからアケよう」なんてのも、今時のデジパチを見てれば期待薄だし。
それでも勝とうと思えば、強力な小細工が必要かと。そして、それも以前から書いている「打ち出し間隔の細かいチェック」でやりにくい。
・「それっぽい人達とのせめぎ合いはもういいよ」の気持ち

とまあ、そんな理由があって、座ったのはデジパチであぶれた日とアテがない日ですわな。
「一応話題だから、やっておけば書き物のネタになるかな」というスケベ心もありました。

☆というわけで、実戦結果。
打ち方は店員さんから「初日に右打ちで出した人がいた」と聞いており、とうに対策ずみと思い(見た目も良くない)、二日間(計1日半くらい?)のうちで右へ飛ばしたのは1500円ほどで、何も起こらず。
2日間同じ台です。

1日目
・ヤクモノ入賞(最上段飛び込み)
左997個&右6個(オールクルーン1でハズレ)
・最上段クリア(クルーン突入、右からの入賞を含む)
59個(1/16.9)
・クルーン1クリア
22個(1/3)
・クルーン2クリア
8個(1/2.75)
・クルーン3クリア(当り)
6個(1/1.333)
・復活ルート無し
・収支 一杯出た(運勝ち)

2日目
・ヤクモノ入賞
左1583個&右8個
・最上段クリア
93個(1/17)
・クルーン1クリア
45個(1/2.07) 注)右から入賞の2個を含む
・クルーン2クリア
8個(1/5.63) 注)復活ルートでパスした2個は含まず
・クルーン3クリア(当り)
2個(1/5) 注)復活ルートからの2個を含む
・収支 一杯負けた(多分運負け)~トータルはやや浮きで遊ばれる

☆考察
1)釘は釘は打てばわかるでしょう。
・全くプラスがない状態では無理。
生命釘横の縦に並んだ2本の誘導釘は、見た目に反して難解ですが、タテの間隔が狭い(くっついている)と横からの入りを減らすのでマイナスかな。
自分が打った台は生命釘の上側と誘導釘の上側が上向きでした。他はほぼノーマル。
・入賞ルートはある程度目で追えます。
斜め上から誘導釘下側に触らずの入賞はあんまりなし。「カクン」と横に飛んで入っています。
谷釘から遠く飛んでの速い横っ跳びの入りもありますが、メインではなさげ。
これは昔のコンビゲージと比べて風車がないこと&谷釘途中に隙間があるのが原因かも。そこに絞って打つと、無駄玉が多い。

2)ストローク
強い玉をブッコミ、弱い玉を山釘と谷釘の間へ行くように打ちました。

3)ヤクモノ
・最上段の振り分けに関しては後述。
先週の万回転の記事にあったように、クルーンは左側へ少しズレて回っています。
これは見てわかる通り、盤面に対してヤクモノが少し左下がりに付けられているからでしょう。
・クルーンは1(最初の関門)と3(ラスト)が3分の1を切り、中段の2(真ん中)が良くない。
これは穴の位置と比例している感じ。ネカセ等の理由でこれが逆転する可能性もありますが、この三者の関係は案外各台に通用するかもしれません。
均すと「クルーン1が悪い台は避ける」的な。まあ、施行が少ない時点で断言すること自体が危険ですが…。

気軽に店員さんと話せる店だったので、ぶっちゃけて取材(?)しながら話せたので、その辺も紹介しておきます。信じるか信じないかはアナタしだいですが。

「ウチは寝かせてる方だよ」~たしかにクルーン滞在時間は長く、クルーンへ落ちた瞬間はともかくとして、最終的には三つ穴を回る軌道は奇麗に一致していました。ストップウォッチで計るべきだったなあ。
店としてはクルーンへ落ちた玉が1/20とかよりは甘くしていたつもりらしいです。
稼働が少ない店だから、何とも言えませんがね。

☆打ち方
・クルーン以降は自分にはやることがないので(ていうか悪いことはやっちゃダメですよ!)、「最上段の振り分けが上がらないか?」を考えて打っていました。
・具体的には飛び込んだ後の一つ穴クルーンから可動片到達まではバラつくものの、濃いタイミングがあるなら時間効率を落としても(複数同時入賞でも連なって落ちない~クルーン突入率が別段上がる感じではないから)、
「良い入賞タイミングならば止めて待つ」
「それ以外は追加入賞を狙って打ち、タイミングを変えることを狙う」
ですね。
(初っ端から2個ないし3個打ちで飛び込みの時点からの狙い打ちをしなかったのは、この御時世、ホールのそういう打ち方への警戒が強すぎるからです)

自分が打った台の濃いタイミングは「飛び込んで一つ穴クルーンへ行く時に可動片が開いている状態」と思いましたが、これは各人の動態視力も関係するので、確認してください。
もちろん、台ごとに違うと思います。

ただ、これを閃いた時は「おっ」と思ったのですが、飛び込み千円14~15個の台で自由自在に追加入賞させられるわけがない(笑)。

まあ、結果は遊ばれて終わりでした。怠け者な自分のスタイルだと、いい漁場(釘は見てわかるにしても、履歴が良い店や台はライバルがいるだろうし)はなかなか無いかと。
最上段はイライラしますが、クルーンのアツさは好きなんですけどね。

☆波の荒さについて
「アナログは手堅い」そんな意見の向きもあろうかと思いますが、過去に必ず勝てた一発台はそもそも期待値が破格だったからです。
ハネモノのように小刻みに当たるタイプは別として、6千個以上の出玉がある天龍は昔の3回権利なんかと同等でしょう。

振り分けが複数あっても、それはデジパチで昔あった2段階判定みたいなもの。打ち出し1個辺りの期待値で考えると、単なるノーマル機で出玉がえらく多い機種と言えるし。
連チャンがないので単に初当り勝負だから、大昔のキューティーバニー辺りよりはマシです。
これは経時変化による特殊な影響無しが前提の持論。

むしろ、デジタルによる確率という「見えないけれど、確かに信じられる物」がない分だけ、疑心暗鬼や見積もりへの私情が入りがちだ、と。
逆に言うと「自分の目を信じてとことん」の人には向いているかも知れません。
以上!