ずいぶん前に当サイトのコラムで万回転が書いていた、新宿ベガスベガスのコイン没収騒動。自分としては「良くやった!」と喝采をあげてよいものかは判断しにくいところだ。

確かにピンの打ち手にとって、人を雇って押し寄せる軍団はありがたくない存在。結果としてはメリットがあるのかもしれないけれど、店はそういう意図でやっているわけでもなかろう。単に「このままだと営業をしにくいから」との思いがあるだけだよな。

となると、今回の事件を容認するのは「ピンのプロも回収の邪魔になる」と、店が判断した時に同じ仕打ちをされることも許容するってことに繋がりかねない懸念があるのだ。
WEB上でずいぶん広がっている通り、ガイアの店舗ではもうそうなっているし。

難しいね、プロとは店に寄生しておこぼれをいただく日陰の存在から、メディアやネットの発達で表に出過ぎたのかもしれない。
そして、パチンコを「すべてのお客様に平等に」という悪しきモットーで、打ち手の権利を奪いつづけたホール。
その行き着いた先が「勝とうとする客は排除」だとしたら‥。