去年いきつけの理髪店が閉店し、駅前の千円床屋を経て、今は隣町の友人がやっている床屋さんに髪の毛はお願いしている。
切ってもらうのは店を閉めた後。友人もパチンコに深入りしたクチだから、じっくりと台や店、互いの近況なんかを話ながら散髪してもらうと、終わるのは2時間後とかザラだ。それもまた楽しいひと時なり。

で、言い出しにくいのが「バサッと短くしても大丈夫?」の一言。去年から年甲斐もなく伸ばしているのは頭のてっぺんが薄くなった時の事前対策なのだが、前回は「もったいないよ、安さん」と切らぬ方を勧められたから。
「これはもしや、すでに頭頂部が危なくなっていて、やんわりとそれを指摘してくれているのかな?」とか思ったりするわけですよ。
聞けぬ仲ではない。第一、目の当たりにしているのは彼の方。
ただ、よく考えりゃあ、普段は縛っていればいいのだし、面倒と言えばタオルドライの時間がかかるくらい。人は現状維持を望むものだし、このままでもいいかなあ。悩むところですわ。