おはようございますポチです

最近はすこし出玉がまともっす

昨年末、色んな打ち方を試していたのですが、いまいち結果がついてこないので、節約程度の普通の止め打ちに切り替えたら、昨年末の最低の収支と打って変わってまともに出るのだから不思議すね

お店からすると、馬鹿の考え～的な感じで、ポチのようなボンクラは、あれこれと勘違いして玉を減らしてくれる方がありがたいのかもしれません

そうして久々に玉を出していると、忘れていましたが店員さんからのプレッシャーが半端なくてですね、注意を受けまくりです

最初はプレッシャーをかけるために固定ハンドルについて、かなりきびしめのチェックが入ります

そして、玉が順調に出ていれば、通常時の鳴くたびに一発節約できるかどうかの止め打ち、また大当たり中の羽根開放間の止め打ちについて、注意を受けるのが常です

終日稼働で、前者は６００～１２００発程度、後者は２，３０００発程度の節約になりますので、注意を受けた場合、それらの数字を差し引いて、続行するかの判断になりますが、まあポチが選ぶ程度の台、注意を受けた日は、ほぼ時間つぶしにしかならないのが現状す

その日は、近場ではありましたがあまり縁がなかったお店で珍しく良さそうな台にあたり、順調に当りを重ねていたところ、「当店で止め打ちの方は～」と注意をいただいてしまいました

分りました、と頭を下げたのはいいけれど、それが通常時か大当たり中か聞けなかったので、両方の止め打ちをよさないといけません

参ったな今日も暇を潰すだけか、と落ち込みながら、大当り中のラウンド間の止め打ちだけしていたのですが、盤面越しに、厳しい視線でポチの止め打ちを見つめるバイトの娘さんがいました

インカムでごにょごにょとしておられるので、まさかな、と思っていたところ再度白服さん飛んで来られて、

「さきほど止め打ちはやめて下さいと言いましたよね＾＾」

とまたお叱りを受けてしまいました

「ああ、大当たり中ですよね、ラウンド間で怒られることはなかったので、勘違いしていました、本当にすいません」

「やるなと言われたことはやりませんので」と頭を下げて、伝えたところ

「いえ、羽根に拾われている間も打ちっ放しにして下さい＾＾」とのこと

まじっすか

いや、どんなことでも従いますよ。従いますが、かなりレアなご注意ですので、僕の捉えている意味で間違いがないか確認させてください

えっとオトシに入って鳴くじゃないすか

そいでパカって開いた羽根に拾われ…、普段はここで止めているのでここからですね

ピュイっと拾われたあとの、

ギッコンバッタン、くるくる、とんとん、くるりんぱ

とＶに入るか外れるかの、ここまでのあいだすべて止めるなってことですか

「はいそうです＾＾」

「あ、Ｖに入賞した後のラウンド抽選、このときは止めていただいて結構ですよ＾＾」

本当にポチがいま受け取っている意味合いで間違いがないのか、と少しの間、言葉に詰まっていると

「すいません、ウチは出すとき、サンコイチで回してますんで＾＾」とのこと

あ、いや、固まってしまってすいません、ダメと言われればやりませんので、ハイ

了解しました、と頭を下げ、何とか気分を持ち直し、必死に笑顔をつくりながら、ところで、先ほどおっしゃられていた「サンコイチ」てのはなんなんすか＾＾と聞いてみると

突如、キレ気味に「は？そんなこと教えられるわけないでしょう！！」

と、あんた、頭おかしいんですか？これ以上難癖付けるなら警察呼びますよ？

くらいの勢いです

ポチ的には、細かく説明してくれるかはわかりませんでしたが、

「当店の恒例で出すときにはとことん出すんですよー＾＾」

的な返しが来るもんだと思っていたので、面食らってしまいました

というか「すいません、ウチは出すとき、サンコイチで回してますんで＾＾」って、そういうフリなんじゃないんすか(泣

まあ、よくよく考えてみれば、白服さん終始笑顔ではありましたが、下手に言質をとられてはまずい、とこちらの言う事は、内容云々以前にすべて否定する気構えがみえていましたから、下手に平和な着地点を望んだポチがいけないんですけどね…

そうして、気圧されたポチを見て、より一層自信を強めたのか、白服さん

アンタ、そんな感じで他の店で押し通してきたかもしれないが、オレには通じないぜ？

悪いけどアンタが今まで相手してきた店員とオレを一緒にするなよ？

オレは、アンタみたいなゴミクズは認めないＺ！！

オレは決して悪には屈しないＺ！！！

という感じで、彼の顔には、正義の表情が満ち満ちていきました

愕然としながらも、おかしなことを聞いてすいませんでした、と頭を下げるポチを見て大変満足そうです

そうして、悪を叩きのめしてやったぜ！という達成感を顔いっぱいに浮かべて、去っていきました

通路の端で「どうでした？」と不安そうに聞いてくるバイトの娘さんに、その店員さんは武勇伝を語るように、誇らしげに事の顛末を語っているようです

念のため新たに課せられたルールで再度挑戦、検証してみましょうか

数回鳴かせ、羽根に拾われて抽選が外れるまで打ちっぱなしでロスする玉を見積もると６～１０発程度と判明

５鳴きに２回で２０発、５０鳴き２００発、５００で２０００、１５００鳴きで６０００、なるほど、僕に課せられたハンディキャップは最悪６０００発まで届きそうです

はい、わかっていたけどムリっすね

ちなみに、そのわずかの検証中も

「まだ打つの？信じられないんだけど、このウジ虫…」という表情を浮かべながら、インカムでごにょごにょしているバイトの娘さんが盤面越しに映っています

ウジ虫のポチには、台的にも、精神的にも限界でしたので退散します

呼び出しランプを押して、申し訳ありませんでした、と頭を下げて玉を流してもらいます

性犯罪者にぶつけるような軽蔑の眼差しをこれでもかと頂戴します

お騒がせしてすみませんでした、と心で謝罪しながら、性犯罪ウジ虫のポチは店を出ます

目頭に熱いものがこみ上げてくるのをなんとか堪えながら、次の候補をひねり出して向かいます

向かうはずなのですが、その店と自宅への分岐である交差点に差し掛かると、ふと先ほどの厳しい視線を思い出し、気付くと自宅の方へとハンドルを切っています

そうして帰宅すると、陽が落ちる前に布団にくるまり、逃げるように現実世界から抜け出して夢の世界へと旅立ちました

来週怠けたらごめんなさい

いや、不平不満ではないのですよ

そもそも選択したのはポチですし、自分にとってお得でしかないために一切触れない、不公平、理不尽、不平等が世の中転がりまくっているんですもの

自分に都合の悪いものだけ拾い上げて、やいのやいの騒ぐのもね＾＾；

ええ、すべては自分の責任なので、受け入れるだけのお話…はい、ウソです、ごめんなさい

そんな大層なお話でもありません

本当はすね、もっと下らないところで落ち込んでいるのです

いやね、すんごい拒絶感を出していたそのバイトの娘さん、めちゃくちゃ可愛かったのでショックっだったってだけのお話なんです

相変わらずバカでゴメンナサイ

しかし、「お前みたいなゴミクズ、おれは認めないＺ！！」の白服さん、仲良さそうにして楽しそうだったな

はぁ、しかしすげー視線だった

そして可愛かったな

でも、あの娘さんの中ではポチ、性犯罪ウジ虫だしな

泣けるわ

もしポチが自由人やめたら、どっかのパチンコ屋さんが雇ってくれる…わけねーな

 

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