何度見てもとんでもねぇキャッチコピーですよね。
先日の稼働にて。
6の付く日が旧カレンダーの某店にノンビリパチンコを打ちに出掛けたところ、めぼしい台にはすでにお客さん多数。
何を打とうかなーとフラフラしていたら、やたらとヘソが空いていたので桃剣斬鬼に着席。
回していくと、等価にも関わらず千円平均30回を越えそうな気配だったんです。
「イケルやん!!」
勿論、初打ちだったボクは早速マガジンのサイトでボーダーをチェックすると、等価ボーダー22.4とのこと。
「ちょっと辛めだし、見た目のゲージからしても技術介入要素も大して無さそうだしなぁ、でもまぁとりあえず一回当ててみましょうか」
と打っていたらほどなくして大当たり。
そこから本機の出玉増のメインであるセブンラッシュ(小当たりラッシュ)に突入したわけです。
…………
電サポの返しは1個。ゲージ的にも減るであろうことは分かっていたし、そこは打ち方の工夫で最小限にとどめる事は出来る。
しかし、
ラッシュの増加スピードが明らかに遅い
よくよく球の動きを追ってみると、アタッカー手前にある特図2用のスタートポケットにすこすこ入っている。
ここに入らない事にはセブンラッシュ時にデジタルが回転しないわけなんで、入らないのは困るんですけど入りすぎなんじゃ!
お陰でアタッカーへ行く球が少なくなりラッシュの増加が削られる、というトンデモ調整でした。
マガジンでは、一度の小当たりラッシュ時に+1870個でボーダーが計算されている。
しかし、実測してみると1400個ほど。
無理無理カタツムリ
途中、2回転でラッシュ終了というこれが本当のヒキヨワだよコンチクショウなお約束もかまして無事、撤退。
後々調べてみると、必勝ガイドでは等価ボーダーが26くらいになっているそうで、詳細な計算はメンドイのでやりませんが、ホールからは「儲かって仕方ない」なんて声もチラホラ聞こえてきます。
小当たりラッシュが出玉増のメインという仕様や、ラッシュ中の気持ち良さなど、コンセプトは面白いんですが、こんな激辛スペックじゃ打てやしませんて。
打ちっぱなしにする一般の人とか、通常確変中のサポ時、どエライ勢いで球減りますからね。
その上ラッシュまで削られるんじゃ、そらまともに戦える仕様じゃない。
ボクが打ったお店の調整はかなり良心的だったと思いますが、中にはどんなスペックでも脳みそスッカラカンな16-18回転調整、なんてお店もありますので、打つ際にはくれぐれもお店選びにはお気をつけ下さいませ。
一応ポイントを列挙しておきますが
〇回し関連
・通常に関する寄りはマイナスがあればアウト
・ヘソはかなりアケでないとスタートラインにも立てません
・ステージは比較的優秀。ワープにも通りやすいゲージ
〇右のチェックポイント
・スルーは削りようのないゲージ
・スルー後最初の釘が要チェック。電サポへ行くか左に流れるかの第一の分かれ道、ここで左へ多く流れるようだとサポ中大幅減。マイナス調整に注意
・副賞球のポケットは二個返し、ここが大幅プラスでないとサポ中の玉減りは避けられない
・特図2のアタッカー手前STARTポケットが「プラス調整は実質マイナス調整」。3~4個に1個STARTへ入ってしまうような調整ではアウト
〇打ち方のコツ
・通常はステージ止めの効果大
・通常電サポ中。玉減り必須の仕様だが単発打ち、2発打ち等で必要最低限だけ打ち出し玉減りを抑える
・アタッカーの捻り(オーバー入賞狙い)はゲージ的に意味なし。
・小当たりラッシュ中は打ちっぱなしがベスト(※転落演出の最終局面までいったら1~2秒くらいは止められるポイントアリ)
と、まぁ気づいたポイントを書き連ねてみましたが、もう打つ事はないでしょうねw
技術介入封じに躍起になるのはまぁいいとして、最近の台は右打ち時に如何に無駄玉を生み出して出玉を削るかに腐心しているような仕様の台、多すぎやしませんかね?
もうちょっとユーザーに優しい仕様をお願いしますよ西陣さん。