久々の実戦記となります、K.S.Yukiです。

と言うことで、11月は実戦記を寄稿できぬまま月を終えてしまいました。。。orz

と言いますのも、単純に忙しかったのも理由のひとつですが、11月の実戦の殆どが「ディスクアップ(銀座)」になっておりまして…

当該機種は既に2度実戦記で触れていますので、冗長かと思い、敢えて寄稿を見合わせていた次第です。

そんな調子で実戦機種が偏っている日々でしたが、今回の実戦記では「個人的に好きなシリーズの6号機版」と対峙しています。

果たして、実戦機種の選択肢は増えるのか。

久々の実戦記をご覧下さい。


・実戦ホール
  →筆者地元(都内)の駅近郊PS併設店
・ホール特徴
  →パチンコ及びノーマル機設置比率高め
・交換率
  →50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
  →平成30年12月 3日(月)
・実戦開始時間
  →18時45分頃

高射幸性遊技機や検定満了の機種が徐々に姿を消し、実戦機種が淘汰されていく日々。

そんな中で、徐々に6号機がリリースされています。

ただ、平日夜の実戦では、どうしても選択肢が限られてしまい、諸々を勘案して好んで打つ機種は「5号機のノーマル機」ばかりの現状。

そんな中で迎えた、某6号機のホールデビュー日。

仕事を終えて地元のホールに向かい、遊技冊子を手に当該機種のシマに向かうと、全台空いていました。

となれば、打つしかない。

そう思い座った機種はこちら。

 

スーパーリノXX(山佐)

5号機において、トマト中毒者を大量生産することとなった山佐のリノシーズ最新作であり、前述のとおり【6号機】となります。

ゲーム性については、5号機版と同様。

トマトチャンスにおいて左リールの3択を射止めてから全てが始まる機種となっています。

一応、以前の実戦記で所謂「リノタイプ」については触れていますが、軽くおさらいしておきますと・・・

  • 基本的に通常時として消化しているのは「CBのフラグが立っているが入賞させられていない状態」となっている。
  • 特殊1枚役(通称「トマトチャンス」)フラグ成立時に、左リールの3択によって「1枚役を取りこぼす」ことで「CB入賞」となる。
  • 2GのCB消化を経て、「本機の本来の通常状態」=「ボーナスが抽選される状態」となる。
  • ボーナスは約1/9.9で当選するので、あたかも「高確率状態」のようにボーナスが連荘する。
  • 新たにCBのフラグが成立した際に、2択をハズしてCB入賞を逃すことにより「CBのフラグが立っているが入賞させられていない状態」に戻り、再度CB入賞(=上段or右上りトマト揃い)~消化を終えるまでボーナスは抽選されない

と、簡単なようで判りにくい仕組みになっています。

判り易い説明については、いずれ佐々木師匠氏に寄稿いただけると思いますので、そちらをお楽しみに(逃)。

と、説明もそこそこに697Gヤメの時点から実戦開始です。

5号機版同様に、中押し又は逆押しで「TC(トマトチャンス)」を察知し、左リール下段の3択を当てる。と言うのが基本となります。

打ち進めると、投資4本の130G消化時点で…

初のTC!

中押し中段トマトですので、トマトは右上りに揃う事になります。

そして、問題の左リールの3択。

左下段に[赤7]・[緑7]・[ブランク(Reno)] が止まってしまうと、択はハズレとなります。

果たして何を狙うべきかと悩む局面ですが、初打ちする前から決めていました。

と言うのも、本機のトマト図柄には「キラッとした感じのトマト」がありますので、左リールはそいつで決めたいな…と思っていましてw

ですので、左リールは枠上に赤7を狙い、3択に正解すれば[左下段赤7]を否定=トマトが左下段に止まる。と言うことになります。

と言うことで、1発ツモに期待しつつ左枠上に赤7を狙って…

 

 

ズルンと赤7を引き込む。。。orz

まぁ、こればかりは致し方なし。

と言うことで、初志貫徹で「TC時は左枠上赤7一点張り」にて続行します。

すると…!

・197G:TC → ×
・233G:TC → ×
・327G:TC → ×

4連スカ…orz

そして、この時点で総投資が10本。。。

とりあえず、実戦記としても格好が付かないので、続行します。

腹を括った後に、更に追い銭3本を投じたところの509Gにて、5度目のTCから…

 

ようやくトマト揃い!ありがとうございます!

…って、未だここでは礼を言うには早いですねw

この後、如何にボーナスを連荘させられるかリノシリーズの真骨頂

ましてや、本機はボーナス1回当たりの純増が100枚前後に抑えられていますので、即終了だけは避けたいところです。

2GのCBを消化し、ボーナスの当選を祈りながら消化を進め…

…えーっと。。。

CB消化から30G弱経過しても、うんともすんとも言わないのですが。。。orz

消化中、ピンチ目(=CBこぼしのおそれのある出目)が2回ほどありましたが、まさか…ねぇ。

初打ちでノーボーナス終了(俗称:腐れトマト)の洗礼はご勘弁を。

そう願いつつ追い銭を更に1本投じ、消化を進めると…

 

CBから32Gでようやくボーナス!

とりあえずトマトは腐っていませんでしたが、現在の投資分をペイするには8連以上は欲しいところ。

本機の連荘継続期待度は85%ですので、現実的にどうにかなる範囲ではあります。

とりあえず、「せめてチャララインには戻したい。」と思いつつ連荘に挑むと…

・ 9G:ボーナス(2連目)
・ 2G:ボーナス(3連目)
・ 5G:ボーナス(4連目)
・12G:ボーナス(5連目)

と、危なげなく連荘。

これならどうにかなるかな…と思っていましたが、5連目のボーナス後にピンチ目が3回。。。

そして一向に告知されないボーナス。。。orz

一縷の望みに賭けて追ってみるも、流石に98G回してもレスポンスが無いのであれば内部でCBが立っているであろう事は判ります。

と言うことで、諦めが肝心な時もあると判断し…


※台番及び店員氏のサインはマスクしています。

実戦終了としました。

結果の方ですが、

投入: 700枚
回収: 305枚
差枚:-395枚

と相成りました。


と言うことで、トマトの甘味ではなく苦味を感じる実戦結果となりました…orz

初打ちの感想ですが、5号機と6号機の差がありますので「リノではあるが、従来のリノではない。」と言う感じであり、想像の範疇です。

TC察知や択当てが肝要である部分は従前どおりですが、5号機版と大きく異なるのは「戦い方」でしょう。

5号機版では「(出玉速度を踏まえた)21時過ぎからのリカバリ狙い」と言う観点でも打てましたが、本機ではそれは無謀。

逆に、推測要素や設定差の大きい部分なんかの情報も既に出ていますので、設定を狙って長時間打つ方が正解かと思えています。

ボーナスの消化に要する時間の長さやボーナス1回当たりの純増の少なさから本機を敬遠する方も多いかもしれませんが、出玉は遅くとも連荘期待度や初当たりの期待値は5号機リノ以上ですので、6号機であることを踏まえて立ち回るのであれば【有り】だと思います。

ただ、現状では「5号機版リノ以上に打ち手を選ぶ機種」と言う印象もあります…(遠い目)

とは言え、5号機の撤去が進めば印象が変わっていくでしょうし、いちリノファンとして本機とも気長に付き合いたいと思っています。

と言ったところで、第22戦目実戦記を〆させていただきます。

(K.S.Yuki)