【コラム】ちょっと重い話/CRAナカムラ

ボクの得てる情報ではあともうちょっと業界に対する締め付けが続きますが、『ある一点』に到達するとお上は手綱を緩める準備もあるようです。その『ある一点』って何なのさ?ですよね。残念ながら公には書けないので、気になる方は直接CRAまで!

 

―――引用ここまで

 

ある一点とは何なのか。

CRAナカムラさんのコラムの本旨は、今年度末から来年にかけての暗いニュースだったが、文末のこの言葉が果たして希望となるのだろうか。

 

規制のさじ加減はあくまでお上。

となると、そもそも根源がIR(総合型カジノリゾード)であるわけだから、緩和点はその兼ね合いが濃厚と見る。

当初は東京五輪のインバウンドを見込んでなどという話もあった。だが、法整備が先送りになっている現状、そこには間に合いそうもない。

なれば、結局は内需だ。

 

着実に減るパチンコ業界の店舗数。そして売上高。

公営競技とは異なる民間主体のギャンブル産業として新たに誕生するIRは、パチンコ業界との国内シェアの住み分けが一つのキーワードになるのではないだろうか。

 

文中では「詳細はCRAまで!」とあり、幸いな事に悠遊道にはCRAナカムラ氏と懇意な釘師ゆきち氏がいる。

冒頭のコラムを拝読して、何より「聞きたい」と思った。

けれど、歯がゆいのは、聞いたとて「決して表には出せない話」である事。

 

規制緩和は業界の誰しもが望んでいる事だとは思うが、それがもしも業界のパイ縮小が前提だとしたら、その頃には大手の寡占が進んだ未来しか残されていない。

機械の仕様に関する緩和があったとて、それを実際に運用するのはホールだ。

そして、ユーザーは与えられた環境でしか打つ事は出来ない。

過去に何度も書いているが、ドミナント戦略で地域を寡占した大手が描く未来は、競争無き出率調整だ。

 

「負ける事が前提な」公営競技には、競馬なら「馬とジョッキー」の、競輪でもボートレースでも乗り手の「人」の、不確かゆえのドラマがある。

ギャンブルとは離れた側面で、他者を惹きつける何かがある。

 

では、それはパチンコ業界にあるのだろうか。

プログラミングで当たりハズレが決められているデジパチや、決められた演出を見せられるだけのパチスロ……

所詮は機械でしかない物に、公営競技を越えるドラマが本当にあるのだろうか。

 

パチンコ・パチスロは、公営競技と比して高い還元率ありきの業界だとボクは思う。

 

規制緩和があったとて、それを楽しむユーザーがいなくなっている未来は想像に難くない。

(万回転)