長年パチンコ屋さんの盛衰を見てきた。
永遠に出しまくれて優良店の座をキープできている店は知らないが、潰れたホールは山ほど見て知っている。
今回はそんなホールの特徴というかサインを記してみたい。あくまで個人的な感覚だから、「ウチはそれでも元気に営業できてるぞ!」という店があったらごめんなさいね。

・マナーゆるゆる
ホールというのは客を教育する場所ではないのだけれど、多くの打ち手は歯止めがないとやりたい放題になるもの。
ドツキを放置するとか、掛け持ち遊技の黙認等、店内の空気が悪くなる営業は、最終的に真面目に遊ぶ客が離れて行く。

・打ち手の気持ちを考えない
昔、ホールで玉を盗まれたことがありました。明らかな犯罪の被害者なので、
「カメラで撮ってないの?」
くらいは言ったと思いますが、
「出玉の管理はお客様の責任ですので」
との返事。
脱力して
「はいはい、とっとと帰ればいいんだね」
と言うと、
「いえ、この後遊技なさるかは、お客様のご自由に」
だってさ。いや、そりゃあそうでしょうけどね。そこは気持ちを汲み取ろうよ(笑)。また盗まれる可能性がある店で、誰が打ち続ける?

・技術介入の過度な否定
「とにかく玉を出されたくない」気持ちが出過ぎてる店は、いずれ廃れていくものです。
特にある時期を境にこうなる場合は、会社の方針もありましょうが、店長の交替の可能性もあります。
儲かっている状態なら、「玉を見せる効果」として「プロを飼う?」ような必要悪として許容することも多いので、その余裕が無くなったサインとも言えます。
まあ、勝とうという意識がない打ち手だけで常時満員御礼というのは、今の時代無理がありますよ。

別にお店は好きにすればいいんですがね。我々打ち手もその辺を見極めながら、どこで打つかは完全に自由なんだし。