明けましておめでとうございます…と言うにはちょっと間の抜けたタイミングなのですが、今年最初の悠遊道の更新になりますのでご容赦ください。

基本的にコラムの方は月末更新なのですが、水曜日に枠があると聞いて急きょ執筆(パソコンでだけど)しています。

何はともあれ、今年もよろしくお願いします。

何で読んだのかも記憶定かでないのですが、今はアイドルが二極化しているらしいですね。

二極化…と言うと、最初に思いつくのが人気。

物凄く稼ぐ人がいる反面、食べるのにも困る人がいる。

うん、これも事実だと思います。

しかし、自分が読んだコラムの二極化はそのアイドルの内面についてでした。

 

その内面とは…アイドルのやる気についてです。

ずっと昔からのアイドル。

いつも輝いてキラキラしているアイドルを目指している…人生をかけてアイドルとして生きようとしている人がいるのと、サークルや部活の延長くらいの軽い気持ちでアイドルをしている人の二極化が進んでいるらしいです。

 

確かに、昔のアイドルと最近のアイドルは趣が変わってきたと思います。

そもそも、自分が子供の頃のアイドルはピンが多かった…松田聖子さんとか中森明菜さんとか。

それがスピードとかモー娘。で複数人となり、気が付けば40人以上の団体が複数ありますからね。

自分も番組をしているから分かるのですが、人数は本人の自覚に大きな影響を与えます。

 

 

例えば一人の番組は、自分がどうにかしないと成立しないので常に100パーセントの力で走り続ける。

これが二人になると、自分の立ち回りが噛み合わず、相方が良い感じなら「今日は刺身のツマになってようかな」と思うこともあります。

3人になったら、5人になったら、10人になったら…どんどん自分の色が薄れていって、番組に対する自覚のようなものがなくなってしまうんですよね…もちろん、私がダメ人間なだけかもしれませんが。

 

このところのアイドルのスキャンダルを見ると、ファンと関係を持ったとか、未成年でタバコを吸ったとか…少しアイドルの自覚を持っていたら起こらないことが多い気がします。

今まではそれが表に出ないようにしていただけかもしれませんが…アイドルの内面にも、少なからず変化が起きているのでしょう。

 

さて、売れる売れないの話はライターの世界でも良く語られること。

当然自分も批評の対象にされることがあるのですが、果たして自分はメジャーなのか、マイナーなのか…?

 

 

私の自分への評価としては「昔、メジャーだった人(今はマイナー)」です。

自分がここ数年この業界で感じている一番の移り変わりは、情報にお金を払うか、否かです。

お金を払って情報を買う…昔は当たり前でした。

それが最近は広告の方で利益を得るので、無料のものが増えましたね。

パチスロ必勝ガイドのような購入してもらうもの、モンドTVのような契約して視聴するものはお金に余裕のある年齢層には見てもらえても、若者には受けていないと感じています。

無料の動画や雑誌で十分情報が得られる時代なので、これも必然であり、世の中の移り変わりなのでしょう。

 

私は幸運にも必勝ガイドという業界の中心にいる雑誌でライターデビューしました。

そして、モンドTVという一般の人も視聴するメディアで仕事をさせてもらって、これはメジャーな方向性だったかなと。

もちろん、今も自分を見てくれているファンの方がたくさんいると感じています。

…が、20代になるとスロットをする人でも知っているのは40%くらいなのではないかな…?

この低年齢層の割合はどんどん増えるわけですから、自分はメジャーから年々マイナー寄りになっているのだろうなと。

 

代わりに、無料動画から台頭している若者が増えているので、自分の立ち位置を変えていくのもありなのかもしれません。

しかし、それは自分の理想とする「田山さん」の形とは少し違うんですよね…。

昔、主要メディアとして扱われたラジオを聴く人は減ってきています。

同じように、私を知る人も少なくなって、最後は消えてなくなるのでしょう。

ただ、それは悲しいことではなく、田山さんの「枯れる美学」に繋がり、私の望むところでもあるのです。

 

勘違いして欲しくないのは、枯れる美学は決して自殺願望ではないということ。

時代の流れの中でもがいてもがいて、その中でどうなるのかが、観ている人の心を打つのかなと。

若者たちに負けないように、おじさんもあがくとしましょうか!

なんか、新年早々に若干暗い内容なのですが、今年も消えないように頑張ります。