わーい! 質問をいただきました。よしぞーさん、ありがとうございます。早速、その質問内容からドン。

前から気になっていたのですが、『ニューパルサーSP2』で、ボーナス最終の払い出しが一瞬遅れるのはなぜですか?

打っている方ならでは。開発された方々はとても喜ぶと思います。私はボーッと打っているので気が付いていませんでした(汗)。好きで打ち込んでいる人には勝てないなと改めて思わされる次第です。打ってなくてor気付いてなくて分からないとは申しません。しっかり考えてみます。

○プチフリーズ機能を使っている

おそらく他の機種では気になったことがないでしょう。リアルボーナスの最終ゲームの前に何らかの処理をしなければならないという規定はありません。あれば、全機種でそうなるはずですよね。

結論を先に書きますと、「最後の払い出しですよ!」とプレイヤーに認知させるためだけのプチフリーズ機能の一種だと考えられます。最後の終了ファンファーレが鳴りますよという予告です。

払い出しが終了してボーナスが終わった後の間は、ボーナスの終了処理をしています。どれほど時間がかかるのかは分かりませんが、終了ファンファーレを作って、その秒数だけ動作を受け付けないようにしています。これは、4号機中期以降にフリーズ機能が出てくる前からありました。分かりやすいのは4号機の初代『ニューパルサー』でしょう。同じように終了ファンファーレの間はすべてのどう動作を受け付けません。フリーズを使っていますが、厳密にはフリーズではないと考えたくなります。

 

しかし、その前。払い出しの前の間は、意図的にフリーズ機能を使っていると断言できます。何のため? それはプレイヤーの楽しみを増長させるためです。

とはいえ、私のように無頓着なユーザーもいますし、そのちょっとした間が嫌いというユーザーもいるかもしれません。この間をどうするかは、いろいろと試行錯誤したことでしょう。このあたりの作業は、ミュージシャンがアルバムを作るのに似ているかも。曲間の秒数の調整ですね。

 

○山佐はそういうことやりがちw

大ヒットした『モンキーターン』も、一瞬の間を大事にする仕掛けを搭載していました。超抜チャレンジで、ペラが成立した時です。一瞬だけフリーズがかかるんですよ。「あっ乗せる」と心の中で呟けるか、呟ききれないかの一瞬のプチフリーズです。

ペラ入賞後の払い出し前後でも、どこでも良かったはずです。なくても良かったはずです。敢えて、そのタイミングでプチフリーズさせています。無頓着な人には邪魔にならず、それ以外の人には“相対的に楽しみが増えるよう”ということなのでしょう。

『ニューパルサーSP2』の最終払い出しも、何か考え事をしながら消化していると「あっ終わるのか」となりますよね。名残惜しく、そして連チャンへの期待を持ちながら終了ファンファーレを聞いて欲しいのだと思います。

って、全然違ったらスミマセン(笑)。次に山佐に取材で行った時に質問してみます。違ったらお詫びの上、修正させてください。