「釘は昨日と一緒のはずなんだけどなあ」
そう首を捻った経験はありませんか?
自分は多々あります。上級者のプロと話していても、そんな話題になることがありますしね。

まあ、昔は出玉の採り方も丼勘定が多かったし、電サポ中の増減を出玉に込みにしていると、日々違う電サポ比率の影響をモロに受けるんで、そりゃあ打ちきってからの検算も数値がバラつきますわ。

でも、パーソナルシステムで正確に数字を把握するようになっても、最初に書いた不安はなかなかなくならない。
今回はその理由を考えてみます。

・まずは集中力
これは大事ですよ。ある凄腕さんと話した時、「前日より釘が悪くなったから、すっげ~集中して回したら、結果が昨日とほぼ同じになった」なんて話をされたこともあるくらい。
自分辺りだと集中してもタカが知れているんで、逆の場合(一杯でて気が緩む、出過ぎて店に対してビビッた末に手加減し過ぎ等)が多いですが。

・迷い
最初に回らない状態が来ると、自分なんかは合わせを迷い始めてしまいます。
最近は「どこを狙ったか」のストロークをデータ内にメモったりしているのですが、それを外れた合わせを試し始めたり…。

巧い人には笑い話かもしれませんが、自分は立ち上がって「どっか釘をやられたのを見落としてないか?」と見直したりもします。
それから、朝一で「はい、据え置き!」と太鼓判を押したのに、回らない状態が続くとヘソが小さく見えてしょうがなくなったり。

・ムラ
沖海シリーズだと、ウリンチャージもムラの原因でしょうね。
あれはメモっていないと、短時間ではけっこうな差が生じてしまいます。本当は「何発打ち出して拾われたのが何個だから、払い出しはそれに2をかけて〇個。上乗せされた回転数が何回」と細かく見るべきでしょうが、もともと発生率もわからんし、そこまでしてもねえ。
ちなみに、このウリンチャージ、大当り中に当選することもあります(ロング開放になる)。
電サポ中に引いても無視されるだろうし(通常の開放)、続けて引くと丸々上乗せにならないこともあります。

もっとも、それは自然の入賞ムラに対して、枝葉末節なことかもしれません。だって、何をどうしたって、自分の技量&経験則だと「一日というスパンでは、千円辺り1回転近くの誤差は出るのが普通」なんですから。

大昔、保留連チャン機の時代は通常回転数を3000回以上稼げた時代がありました。
それに比べたら、今はずっと少ないですからね。そりゃあ、同じように数値が落ち着けってのも無理な話かも。

ただ、出玉(電サポ中の増減もしっかり込みにして実測したもの)の把握が完璧なら、千円2回転の差はやっぱり釘をどっかやられてるかなあ…。
今のところ自分はそう思って臨んでおります。