皆様、楽しくパチンコ打たれて…おられる筈はございませんですね、すみません(苦笑)。
新型コロナウィルスの猛威は依然止まらず「緊急事態宣言」が発令され、私もついに稼働を停止せざるを得ない状況と相成りました(泣)。
更に宣言が期間延長される公算も大きく、本当に先が見えませんですね…
でも今、こういう時こそ希望を捨てず冷静な心持ちで、どうか打つのは我慢しステイホームにてお過ごし頂きたく存じます。
以上、自問自答、でございました(笑)。

さて今回は自分を作り上げたパチンコ台4選、というお題を頂きました。
候補が数多くあり難しかったのですが、私のパチンコ人生の始まりと転機を思い返しながら何とか絞り込みました。

①機種名不詳の電役台

これぞ私のパチンコ人生のルーツ、初打ち台。
しかし残念ながら機種名知らず、メーカーは多分ですが当時は存在した瑞穂さんというメーカー。
確か「MIZUHO」と上皿の上部右側に入っていたような…
当時流行ったインベーダーゲームがモチーフで、バックライトで照らされたボートにUFOと砲台が描かれており、左右の落としチャッカーに入賞すると砲台からミサイルが発射されます。
UFOは常に点滅しており、ミサイルが到達した瞬間にUFOが点灯していると当たり、多分10秒ほどアタッカーが開いて球を拾います。
またUFOが消灯している時の到達だとハズレで、一瞬だけアタッカーが開いたと記憶しています。
当時のエピソードは「DOK羽根甘パチンコ自伝①」も併せてご参照ください。
まあ、この台のお陰で18の春から今の今まで35年余、どっぷりとパチンコ生活に漬かってしまったわけで。
聞けば今は亡き父親も相当好きだったらしく、素因も含め必然的だったのかな、と(笑)。
当時、18歳。

②ブラボーキングダム(平和)

私が初めて「パチンコって攻略出来るんだ!」と認識できた台。
1992年に導入された芋づる式連チャン機、とにかくブン回るのに全っ然当たらないという…(笑)
て、ひとたび当たり始めるとバリバリ連チャンする!
程なく攻略法が発覚し一世風靡、雑誌で読んだ後でも何とか間に合いました。
最初に攻略実践をして当てた時の興奮は、今も鮮明に覚えています。
封筒に「キングダム貯金」と書いて勝ち分を貯めていたのも懐かしい思い出ですが、その後当然ながら対策され攻略が出来なくなったら、あっという間に底を尽きました(笑)。
簡単に仕様を説明しますと、
◯九つあるモードのうち、ただ一つの天国モードでしか大当りしない。
◯モード移行の条件は保留三つ目のランプが一度でも点いて消えた状態かつ連続回転中にリーチが外れた瞬間。
それを逆手に取って、まず天国モードを探す、そして見事天国モードを射止めたら後は保留三つ目をとにかく点かないように回してモードを維持し次の大当りを待つ。
唯一のピンチは必然的に保留が満タンとなってしまう大当り後の保留、リーチが掛からない事をあれだけ熱望した台はありません(笑)。
通常時もモード移行後は、リーチ数回が毎回ドキドキ出来ます。
しかも浅い回転でリーチが掛かり、更にそれが期待度抜群のロングになった時の興奮は最高潮。

そして天国モード時の緊張感、もはや当たる為だけのリーチを眺める際の征服感、そして大当り後の保留消化時のヒリヒリ感、今思えばどれを取っても全てが魅力的でした。
当時、26歳。

③雀士ウーロン牌(マルホン)

おそらく私のパチンコ人生で最大なるターニングポイントを迎える事が出来たという、恩人ならぬ「恩台」でしょうか(笑)♪
1997年に導入され大当り確率1/127、7/11で次回までの時短に突入(10R)しその他4/11の図柄(2R)が出るまで継続するという、ツボにはまれば大連チャンが見込める機種でした。
私が夢中になったのはスペックだけではなく、通常時の演出が秀逸だったことも大きな要因です。
何と言っても亡き田山プロをも魅了したリーチ棒連続予告、音もなくデジタル右からスーっと横切るリーチ棒、きっかけとなった対象保留で必ずリーチが掛かり信頼度が大幅アップします。
またリーチにはロング&四種類のスーパーが用意されておりその種類により最終停止出目の範囲が限られていることで信頼度が変化するという分かりやすさが売り。
更に左中出目の停止パターンによりスーパー確定となるパターンがあるなど、シンプルですが非常に奥深く作り込まれていました。
所有台を本コラム用に撮り下ろしましたので、どうかご覧下さい♪
当時、31歳。

④デジハネ火曜サスペンス劇場 真相の扉(タイヨーエレック)

これは私に「機種によってストローク攻略が出来る」ことを確信させてくれた台。
2017年に導入され先に輩出された台の続編、大当り後に電サポ付き確変(分母48.1、33回転)で引けると確変+67回転の時短がループします(直行もあり)。
以前の稼働報告コラムでも登場しているほど演出が秀逸で、技術介入度も含めて「名機」と呼ばせて頂いております。
いや、でも初代の甘火サスが大好きだった私にとって、演出があまりに違い過ぎて付いて行けず「つまらんわ!」などと言ってしまう始末、いけませんね~(苦笑)!
まあ、それでもその魅力に取り付かれるまでに、それほど時間は掛かりませんでした。
そうそう、それまでいわゆる「初回突破タイプ」は苦手で敬遠していたのですが、これを打つようになってから全然大丈夫になりました。
そういう意味でも転機になった台、ですね。
そんな感じで打ち込んでいた時期のある日、他に打てる台がなく途方に暮れます。
この火サス2もヘソをシメられていたのですが「ええい、ままよ!」と駄目元で打ったら、ストローク次第で驚くほど回るポイントを発見。
この機種は元々ステージ性能が良いので、その対策が入らず更に横入り(通常の入賞)とが合わさるとヘソが広くなくても回る可能性があったわけです。
で、これがGW期間なのにも関わらず全く調整が変わらず据え置かれ、若干引けなかったのも手伝ってか、ず~っと仕事量を稼がせて頂けました♪
この時確信しました、「この台、今は私にしか回せないのだ」と。
以来、それまでより更にストローク攻略ができないかを意識して台に向かうようになりました。
ただ「策士、策に溺れる」という言葉があるように、ストロークを取っ替え引っ替えし過ぎて結果あまり回せなかった事も一度や二度ではありません。
先入観だけで臨むのもまたリスクあり…なかなか難しいものであります(苦笑)。
当時、50歳。
いやはや私も、えらく歳をとってしまったものです…(笑)

以上、私、DOK羽根甘を作り上げたパチンコ台4選、でございました。
それでは皆様にご幸運がもたらされる事を心よりお祈り申し上げます♪

 


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