「専門誌ライターさん達以外にも、素晴らしい書き手はいるぞ!」
ということで、悠遊道フレンズの皆さんの知名度アップを目標として始まった当シリーズ、第5回は猫店長さんです。

☆猫店長さんのプロフィール
・パチンコ歴
彼もメチャクチャ長いです。パチンコ歴33年は自分に近いです。何歳から打ってるんだよって(笑)。
彼のコラムでも触れられていますが、転職の合間合間にはパチプロもやっています。
釘はお手の物だし、同じ店でもしばらく打ったことがあるけど、上手でしたよ。

・属性
「ホール視点&業界話」
「波瀾万丈業界人物語」
彼のウリは長いホール勤務経験と、今も現役の店長として立派に働いていること。
ホール側とファン(専門誌も)との間にはやっぱり壁があり、なかなか彼のように赤裸々に書いてくれる人はいないのです。

・個性
ぶっちゃけてますね。でもそれがいい。
(慶次風)
人間はどうしても人に見られる場合はかしこまってしまうものですが、猫店長は成功体験やギリギリヤバい橋を渡ったことも、不祥事も包み隠さず書いてます。
そこがリアリティになっているんじゃないですかね。顔出ししなくても、彼を疑う読者はいないから。
あと、少年っぽい(笑)。実際に会って話す時は仕事柄身についたのでしょうが、一生懸命知的な敬語を使ってるのがわかる。
自分からしたら旧知の知り合いだから、「あんまりかしこまらなくていいんだけど」って感じもある。
あっ、大昔のEアドベンチャーの台取り云々のコメントのやり取りで、「猫店長がいるから、釘がアカないって安田さんが言ってた」なんてのもありました。カワイイ。顔を赤くして反論したかったのかな? 悪いことをしたなあ。

☆猫店長さんのコラムは純粋に楽しんでもらえば十分。
「へえ、あの頃はそんな店側の事情があったのか」
とか、当時を知らぬ人は
「荒っぽい時代もあったもんだ」
と驚いてくれてもいい。
店を立て直しては女性問題で退職の繰り返しも、「英雄色を好む」的で面白いし。

それから、数値は非常にリアルです。
個人データでは把握できないマクロな視点のホールデータって、業界人以外はなかなか目にすることがないと思う。そこも価値がありますね。

文章は正直、万回転の直しが入っています。
そりゃあ、叩き上げで仕事の簡潔なビジネス文書しか作って来なかった人に、小説風な文体は無理なんで。
でも、ムリはしなくてもいいんじゃないかな。悠遊道も来年からは新しい形になる予定ですが、内容が目を引くなら箇条書きだってあり。
それは、我々誌上プロが小手先の文章テクニックより、内容を問われるのと本質的には一緒だし。

猫店長さんに望むのは、
・小説風をやりたいなら、言い回し等の引き出しを増やすこと
・(個人的な願望ですが)現役機種の使う側からのレビューというか情報です。
後者は勤務店バレがない程度、つまりどこにでも入っている人気機種なら可能じゃないかな?なにとぞよろしくお願いします。