新聞のTV欄に「パチンコ」の文字があると、すぐに目が行くのはパチンカーのサガ。

お正月特番で、「徹子VSあっこのパチンコ対決」も今年は無く、久しく見ていませんでしたが、2月25日のTV欄で見つけました。

番組名は~初耳学・長年の疑問パチンコの謎を解く~

日本選手が大活躍した平昌オリンピックの閉会式の時間帯でもあり、オリンピックが大好きな私はそちらを優先。初耳学はすぐさま録画しました。

パチンコの謎とは・・・「パチンコ」のネオン管で、「パ」だけよく消えてるのは何故。

確かに、パチンコの「パ」が消えている光景は小学生にでもウケる話なのかも。

私は、この疑問については、ネット情報を元に、娘から自慢げに「知っているか」と聞かれたことがあり、林先生もネット情報から得た知識で「知っている」として理由を述べられていましたが、「違います」と言われていました。

番組では、ネオン管の「パ」の〇の部分の管のみ細く、外側のスチール管との距離が短いため、通電しがちになってネオン管に穴が開いてガスが漏れてしまう原因となる。電線で繋がっている「ハ」も消えてしまう、と説明していました。

番組で紹介していたパの字消えのネオン管は、何れも古い写真から引用したもので、すでにネオン管を使ったパチンコ店が激減してしまっているのが現状。番組ではネットで調べた情報を元に、雪に埋もれた北海道、士別市まで5時間かけて遠征、しパの字消えネオン管店を紹介していました。

店長によると、2年前から消えたままにしているとかで、そのお店はもうそのままでいい、と思ったのは私だけではないのかもしれません。

私は、こういった懐かしい感じがするネオン管の写真を見ると、現在も古いパチンコ店を求めて全国を廻っておられる、必勝ガイドのパチンコライター「栄華さん」を思い出します。

栄華さんによると、番組からパの字消えネオン管の写真を提供してもらえないかと要望を受けたが、2千軒以上を見て廻った経験から、実際はいろんな部位が消え、けっしてパのみよく消えてしまっているわけではない、という考えから、要望についてはお断りをされたそうです。

昭和の時代も知っている私としては、昔のパチンコ店の写真を見たりするのも好きで、昨年、栄華さんが主催された「廃業ホール探訪記」のトークショーを見るために5時間かけて上京したことがありました。

会場には、100人以上の珍古店ファンが集まり、熱気ムンムンの中、青空に映えるパチンコのネオン管の写真を映し、「かっこいいっしょ」という栄華さんの一言に思わず笑顔になったものでした。

私の掲示板でもお世話になったり、彼女が主催された釘迷宮オフ会に参加させていただいたこともあり、私の地域の廃業ホール情報も提供させていただいたりもしました。

明日にはもう無くなるかもしれないあなたの町のネオン管店、写真に残すのは今、なのかもしれません。

 

■じゃじゃ流パチンコ川柳

「珍古台 それよりヤバい 珍古店」