飲みよる薬が原始時代のお金くらいの大きさになって「うお、飲むの大変やん」ていう夢を見て目が覚めました。

ちょびです~( ~´・ω・`)~

なりなりとアウトレイジを見に行ったり、なっちゃんとテクテクしたりホール外での収録でガイドのみんなと会えたり誕生日会をしたりと落ち着いた日々を送ってます。楽しいです。

人と出来るだけ関わりたくないめんどくさい、言葉を発したくない、一歩たりとも踏み込んで欲しくないなんて思っていたウチはどこへ行ったんだろうって最近よく思うよ。

『とにかく回す、そのためにトイレ食事は極力行かない、絶対にお店で1番通常回転を回すんだ1玉も無駄にしないんだ。たくさん仕事量を稼ぐんだ、視野には釘と盤面しか入れないんだ、それ以外は無になるんだ』

先の見えない一昔前の頭の中はいつもこれでいっぱい。Excelに出て来る数字に日々満足しとったけど、ただそれだけ。
※編集より Excelとは表計算ソフトで、多くのプロがデータを打ち込んで期待値や仕事量算出に使用しています

人を寄せ付けたくないという気持ちとは裏腹に、わざわざこんな荒地に踏み入ってくれる人を跳ね返す勇気なんてこれっぽっちも無く、うっすら受け入れるフリをして希薄な人間関係しか築こうとしなかった10年間は振り返ってみればえらく長い寂しい時間だったなあ。

世間で言うプロという無職を続けることと引き換えに、大切なものを自分から無いものとしていたんだなと改めて感じてます。

だからウチはプロという言葉は嫌いだし、その頃の自分が恥ずかしい。穴があったら入りこんでブラジルまで掘り進めたい。

そしてその小さな世界から脱出させてくれたバイクさんはじめ当時の先輩方には感謝してもしきれない。

さらに完全凍結していた心を徐々に解凍してくれた今ウチと関わってくださる周りの全ての人たちに対して、何とも言えない感情がこみ上げてきて泣きそうになるよ。

今は自分の中で受け入れ辛い時代にやっていたことが雑誌やメディアを介してちょっとでも打ち手の役に立っているんだなと思えることと、人と関わることの楽しさを教えてくれる周りの人たちがたくさん出来たことが嬉しくてしょうがない。

そう思うと『過去があったからこその今』という良く聞く言葉の意味がわかってきたよ。

あんまり振り返りたくなかった真っ黒なプロ時代の色が薄い水色になってきた気がするライター五年目の秋です。

アデュー(´・ω・`)ノ