「欠点、直せるものなら直したいけどねえ」

突然だけど、自分には克服できない弱点がある。長いことパチンコに生活を依存してきて、何度も痛感しているんだけど、人はいつまで経っても変わらないもんだ。

☆一つは面倒臭がりなこと。
・ホールの開拓を嫌がる
だって歩かなきゃいけないじゃん。一から調べるのも大変だし。
・遠出と並びが嫌い
疲れる! 並んでるのを通行人に見られるのは恥ずかしいし。
・一度座ったら、厳しいと思っても席を立てない
色々と続ける理由を考えてしまうのは、結局移動がメンドいからだよな。

☆もう一つは台の見積もりが甘めなこと。
いや、昔はそこまで希望的観測だらけでもなく、むしろ厳しめに値踏みしていたんだけどねえ。
最近は油断してると、持ち玉のボーダーさえ怪しい台だったりするからな(汗)。
打ち方でどうにかする意識が強くなった分、「アレをこうできれば」みたいな仮定が増えたのもあるかもしれない。

「トキオSPに二度目の挑戦」

というわけで、今回はそんな自分の甘さ(弱点)が出た日記を読んでいただこう。
アナログというのは言い切れない面が大きくて、似たような場面でも同じ行動が正解だったりするのだけれど、まあ今回は要反省の稼働だ。

5月某日

本日は暦上の谷間の日。こんな時は万年釘っぽい保険のホールへ行って、時給が1500円とか1700円の台を打つのが自分のパターン。
でも、今週は一昨日トキオSPを8時間くらい打って投げ出してるんだよな。
あの日は(玉を触り過ぎたのか?)バネが後半どうにもならなくなってやめたものの、差玉自体はややプラス。
加えて、前日までの鳴きに対するVの数字より、自分の稼働は数値が悪かった。俺の合わせが酷い可能性もあるけど、長いこと羽根モノをやっている自分はそういう可能性は低いと思う。
SP通過(前回は3.9分の1)とSPからの決まり(前回は4分の1)も、それが正体と言っていいかはわからないしねえ。
まあ、「もうちょっとイケるかもしれないし」と、曖昧な希望的観測込みの出陣だ。

座った台の釘は変わっていない。ていうか、昨日のデータは当り件数が少ないとはいえ酷いな。
今時の店は「玉が出ると困る」が普通なんで、「シメない=ヤバい」の図式も成り立つ。アナログはデジパチより若干、店も結果重視なところはあるけど、不安でもある。まあ、シメられていても困っちゃうのだけれど…。

打ち始めると、再プレー500個でノーマルルートから大当り。幸先良しの15R。
しかし、この玉は24個しか拾われずに、あっさりと消滅。鳴きが68回だったので、「拾いのムラが悪い方に出ているだけ」と続行したが、この間にSPルートを9個通過してVは0。やっぱり今度のトキオはSPからの決まりが弱いのか? はたまたこの台がそういう台なのか…。

1875個を足したところで、飲まれる前との合計拾いが64個、SPルート18個目の玉がやっとこVへ。
これが6R~次も6R~また次も6R~125個(計再プレー2500個の上限)を足して又6Rの後、やっとまた15Rを引いて、食いついた気配だ。

ダラダラやっている中で持ち玉もチャラ線まで来たし、「挽回しながら、この台の正体を見極めて…」なんて思っていたんだけどさぁ。

なんてことはない、Vの決まりもR振り分けも前回より悪い数字のまま、全部飲まれちゃったよ。
ああ、またやらかしたな。昔開店廻りの知り合いに
「俺は絶対にイケると思わないと手を出さない」
と言われて、
「う~ん、僕はそこまで万全の状況は少ないから、空振りのリスクも承知でやりますよ」
と言ったもんだが、年々こういう値踏み違いが増えているのはいかがなものか?

そして、この台を諦めた後に別の台に手を出して、あっと言う間に5000円。収穫はSP通過/拾いが5/45(Vは1回)で、不確かな「やっぱSPからのVは弱くて、SPの通過率にクセが出るのかな?」推測だけ。

「嘆いてるばっかじゃダメ。遅まきながら場替えだ」

見積もりの甘さを後悔しつつ、ようやく重い腰を上げる気になった。
以前は暦がいい時に使っていたけれど、最近は渋くてご無沙汰の店の様子を見ておこう。こんな日でないと、確認はできんしな。
負けている日に一からスタートは気持ちが乗らぬものなれど、そこは近年よく己に言い聞かせている「見るだけならタダ」で納得させるさ。

というわけで、電車を乗り継いでテクテク歩いた2軒目。1軒目同様にデジパチは全然ダメだが(これを知れたのもまた、消極的な収穫と思っておく)、トキオSPに履歴が良い台あり。
前2日間で90回半ばの当り中、Vは20分の1ペース。釘は壊滅的でも、この機種のヤクモノ調べは乗り掛かった船だ。羽根モノなら負けを覚悟でも、そんなに大枚をはたくこともなかろう。

打ってみると、投資は買い足し込みの1000円(貯玉が使えるのを忘れて現金投資しちまった)&再プレー750個。
寄りはともかく鳴きが先程の店より渋くて出る気がしない中、出たり入ったりを小一時間。
最後はなんかエラーになっちまい(悪いことはしてないよ)、Vに入った後でヤクモノが動かずの末に、15R分を補償してもらい終了。

収支はわずかにプラス。まあ、それよりはヤクモノの差を知れたのが収穫だろう。
この台はなんか玉が速い。SP通過後のクルーンで回る玉もやけに勢いがあって、周回数が少なめだったし。
ノーマルルートはまた違う可能性もあるが、今後はその辺をまず注目していこうと思う。

実戦データ
1軒目(33玉交換無制限)
トキオSP

1台目
当り21回(獲得139R)/拾い381個(SP当り14回/SP通過70個)/スタート781回

2台目
当り1回(獲得6R)/拾い45個(SP当り1回/SP通過5個)/スタート105回

投資計再P2500&\5000
出玉0個
収支-¥12500相当

2軒目(28玉交換無制限)

トキオSP
当り6+補償1回(獲得29+15R)/拾い70個(SP当り5回/SP通過22個)/スタート151回

投資再P1000
出玉1592個(補償込み
収支+¥2100相当
終日計-¥10400相当