正月気分も覚めやらぬうちに辛気臭い話を書く。年末からいろいろと話が入ったり、変化を見ているから、やっぱり自分の中ではタイムリーなんでね。読みたくない方は、今回だけ飛ばしてくださいな。

最初に気になったのは、他誌のリニューアル。WEBも含めてけっこうな人材刷新に見えたのよ。
勘違いだったら良いのだけれど、「上手くいってる間は釘を触るな!」のホールのセオリーと同じく、雑誌も大きな冒険には出ないもんなあ。

パチンコの専門誌全体が低迷している中だけに、少々心配になってしまうところだ。中の人に知り合いもいないことはないんで、直接聞けばいいのかもしれんが、デリケートな問題だけに踏み込むのはちょっと…。

必勝ガイドの方は増刊等で発刊点数が多い分、リスク分散ができているようだ(社員談)。
でも、前々からDVDメインになって、活字が読みたい人は購入に躊躇も増えている。他誌に関しては自分もそうだし。

でも、今までの活字メインで難しくなったから今は映像メインなわけで、以前に戻せばいいとも限らない。
そして、過去の責任は書き手だった自分も当然ある。特に田山さんが亡くなった後に、ショートリリーフ的に毎号2本ずつ連載をやっていた時期があるだけにさ。ああ、俺のせいか?俺のせいか?

また、呑気に業界を評している場合じゃない。今年からは自分のライフワークになりつつある日記「つぶれてたまるか」も2Pへとスペース削減。そろそろ要らない子扱いになりそうだ。
ちぇっ、動画にたくさん出て、新しい読者に顔を売っておくべきだったか。でも、元来そういうのに向いてないしねえ。結果は一緒か。
これからは書きたいこと伝えるべきことの芯は変えず、見せ方を読者や会社のニーズに合わせていこうと思っている。
だから、不定期で公開する「安田一彦のゆるパチ日記」で興味が湧いた方は、紙の方も手にとっていただきたいと思うのです。

必勝ガイドにはまだ長いキャリアのモデル・オノさんもいるし、ガチなプロとして十分以上の実力を持つトラマツ君は積極的にページ作りをしている(毎回連載で違う機種を採り上げるのは、プロとして金銭面で明らかに損を承知なのは、パチプロさんにはわかると思う)。体を張るバイク修二郎さんも毎年企画を変えながら健在だ。
バラエティ方面は言うに及ばず、綺麗どころもますます充実しているんで。

解析が載せられなくなった関係で(著作権問題?)攻略も減り、また大ネタの掲載もしにくくなっている現状で、即お金に繋がる記事は減ったかもしれない。釘すらも触れにくい今は特に。
でも、ネット発じゃない情報もきちんとあるし、厳しい指導や書き直しを経ての文章は、ちゃんとお金を払うに値するものだから。
(ウチのライターさん達のように、誌面に出すに耐えうる物もWEBにはあるけど)

はい、宣伝?終了!