パチンコを覚えて三十五年、兼業生活も長いけれどパチプロになってからは三十年を数えた。よくもまあ、飽きないものだ。
今更他のことはできないし、する気もない。やめるとしたら、今回の規制でトドメを刺された時かね。ずっと成り行き任せでやってきたから、あんまり深く考えていないけど…。

時代時代で凄い人達が現れては消えていった。凄い能力を持ち人たちは見切りも早いから、消える=食えなくなるでもないがね。
田山さんはもういない。その後にメディアを賑わせたプロやライターというと、自分たちの世代か。
石橋達也さんはネットで調べたら競馬関連の書籍を出している。もともと「競馬はイケるんちゃうかな」とも言ってたし、さもありなんか。
熊ちゃん先生は田山さんのお墓参りで会う機会があるけれど、通販の仕事で成功しているという話だ。
根本さんも計算人としてメディアで仕事をしているとの噂で、みなしっかりやっている。
まあ、すでに鬼籍に入った人もいて、飛鳥一平さんや池上蓮さんはご冥福を祈るだけですが。

少し年下だと必勝ガイドではモデルモノさんや小池さん、バイク修二郎さんやゼットン大木君か。マガジンだと和泉さんやおっとこまえ西さんだな。
この辺も世間からはベテラン扱いだろう。

その下の世代だと(年齢だけでなく、登場時期やスタイル面も込み)スカパーで活躍したマコト君やとよまるさんのガチプロ勢が続くことになるのかな。
でも、彼らにしても、本人たちが明かした手の内を当たり前のこととして吸収してきた新世代に追われている。
凄い人たちだから、追い越される心配はまだまだないけれど、自分はミネッチやウメス君を見てるからなあ。自分みたいに腕前で云々じゃない土俵に下りない以上は、けっこう大変だと思う。そこがまた燃えるところなんだろうが…。

新世代というと、もう専門誌の看板ありきではなくなっているようだ。
当初このサイトのWEBディレクターを務めてくれていたM氏によると、知名度はユーチューバーの方がずっと上なのだと聞いた。これは客観的な意見。
ネットは無料が基本の媒体だから、そりゃあ専門誌や衛星放送より強いかも、と納得だ。
昔一緒にバンドをやった丈幻さんがやっているのかな? ニコニコでは自分の知らぬ現場のプロが台頭しているのだとか。
実は悠遊道のツイッターでフォローした「こめカス」さんという人もその一人。友達だというウメスプロ(スカパーにも出ているらしい、ちょっと次元が違う化け物の一人です)の友人ということで噂は聞いているのだが、とにかく店員さんが後ろに立っても、全く止め打ちしているのがわからないくらいの巧者だとの話だ。
とんでもない巨漢という触れ込みも手伝って、幻想が膨らむねえ。まるで「プロレススーパースター列伝」って感じに。
他にもいつか会えたら、というプロは何人もいるから、そのうちコラムで紹介できるかもです。