今時はガチな実戦動画が増えている。
まあ皆さん、プロの方は白黒はっきりつけたいようで、登場する人は燃えているようだ。
ニコナナの番組では友人知人がよく出ているもんな、楽しそうに。

自分はと言えば、ぶっちゃけやる気はない。まずもって、今の自分は食える人間のギリギリ最後尾にいるかどうかで、参加資格すらないしな。
そして、パチンコの技量なんて、限られた場面で測定できるものでもないしさ。
全国を飛び回る打ち手を一つの店や地域に押し込めてしまうのもどうか?と思うし、攻略ネタしかやらぬ人はヒラ打ちは門外漢になってしまう。
専門誌の付録でバラエティ系へたまに呼ばれる程度が、身の丈に合っていると自覚している。

とはいえ、過去には(その時代なりの)ガチ実戦をやった経験がある。
最初はパチンコ必勝ガイドの「石橋達也の13時間デスマッチ」だったな。
仙台まで出かけて行き、パチンコ界のレジェンド石橋さんに完敗。
連チャン率50%のフィーバーボルテックスを「当り1回につき、平均1回分の上乗せがついてくるなら、かなり甘くある」と、勝負台に選んだのだが、アラシキングという消化が良いノーマルデジパチでドコドコ出す石橋さんを見て、夕方には心が折れてギブアップ宣言。
あれは後々悔いが残ったねえ。特に、必勝ガイドへプロとして連載を持ってから、まだそんなに長くない頃だったし、「こんな自分が偉そうにパチンコを語っていいものか?」と悩みもした。
そして、「できればもうやりたくない」の気持ちが芽生えたのだけど、世間に出ている以上、逃げてばかりはいられない。にたようなオファーは、まだ先に待っていたのでした。
(続く)