月日が並ぶゾロ目デー。なんてことはない、設定6と数字が重なるからってだけで、お店によっちゃぁただの平常営業日なんですが、それでも期待をしてしまうのがスロッターの性。どこのお店に行こうかメールやLineを見ながらうんうん頭を悩ませていた前日の夜、そう言えば日付を意識したのはいつ頃からかなぁ、なんて思いが頭に浮かびます。

当サイト読者の皆様はじめまして。専業→サラリーマン→専業(現在)をしております万回転と申します。

ボクの第一次専業時代は1990年代末ごろから。その頃にはすでにモーニングと呼ばれた朝一のボーナス仕込みが廃れはじめ、それに取って代わるようなお店独自のイベントが乱立し始めていた時代でした。スタンプを集めたら設定6を打たせてくれるようなものや、BIGの早がけで設定6に打ち変えなどがありました。その後、月曜日はヤマサデー、火曜日はアルゼ(現ユニバーサル)デーといったメーカー毎の機種を押すイベントや、それ以外に毎月○○日は○○デーといったお店の名前を冠したイベントなども出始め、気づいたら毎日がイベント状態に。

そうすると当然ガセイベントも増えていきイベント競争が過熱した結果、2011年の8月に広告宣伝規制が入り表立ったイベントがなくなりました。6月6日という日が今も激アツデーなのはこの規制前の流れ。いわゆる旧イベントデーを大事にしなければおおっぴらに集客できないというホールさんの事情ですが、我々打ち手は打つ前の理由付けが欲しいわけで、こういったイベントでいかに効率的に立ち回れるかが今でも勝ちへの近道なのは間違いありません。

さて、そんな大事な6月6日ですが、ボクがスロットを打つ際に重視するポイントは以下の順番です。

Point1.その日その機種に確実に56が投入されているか

ボクのスタンスはほぼ高設定狙いオンリーです。スロットの勝ち方としては他にハイエナがありますが、たまたま見かけて他にやることがなければ座る程度で、稼働中にハイエナメインで立ち回る事は一切ありません。

ですから、自分が打ちに行く日に高設定が存在しなければ話になりません。お店からのヒントはもちろん、過去の経験やここ最近のお店の状態などを総合的に判断して、この日この機種に高設定が入る日を狙います。本当は「この台」とピンポイントで絞れるに越した事はありませんね。

Point2.自分に合ったお店かどうか

次に大事なのが自分に合うお店かどうか。ボクは基本的に1人で稼働します。後日談として6月6日は秋葉原のアイランドというお店に3000人が抽選に集まったそうですが、このお店の総台数は400台弱。

いくらガールズ&パンツァーが全456と分かっていても抽選で蹴られる可能性がはるかに高いお店に朝から行く気にはなれません。また、こういったとにかく人が集まるお店は客層もピンキリな事が多く、抽選要員のバイトを雇うようなグループ打ち集団なんかもいたりします。

原則として自分が高設定に座れさえすれば他の全台が設定1でもなんの問題もないわけですから、「優良店」=「自分が勝てる店」ではありません。アラフォーのおじさんにはギスギスしすぎている環境もイヤなので、自分が良い台に座れる可能性と客層の関係は常に気にしています。

Point3.それが打ちたい機種かどうか(笑)

イベントデーの場合、高設定が入るであろう機種は複数存在する事も多く、自分の中で優先順位を付ける事は必要です。抽選番号が1番ならこの機種、ケツの方ならどうしよう、そんな考え方は誰でもすると思いますが、ボクも予め決めておきます。ですが、それは機械割順ではありません。あくまで自分が打ちたい機種かどうかです(笑)。

例えばGODシリーズやバジリスクシリーズを好んで打つ事はありません。徹頭徹尾勝ちに徹するのも時には必要な事ですが、こんな生活をしているからこそ楽しまなきゃ損!!という思いがありますので、原則好きな台から座れる順番で優先順位を決めていきます。

高設定狙いで立ち回るのは、地域によっては非常に厳しい場合がありますが、スロットは高設定に辿り着くまでのプロセスと、掴んだ高設定を楽しみながら長く打つ。その方がスロットを好きになれると確信しています。ただお金だけの為に打つのではなく、「好きな機種を打って、かつ勝ちに(負けないように)結び付けたい!」という打ち方をしたい人の少しでも参考になれば、と考え稼働日記を書いていきたいと思っています。

万回転プロフィール

法政大学在学時に友人に勧められて初代サンダーVを打ったのをきっかけにパチスロにどっぷりハマる。
以降、爆裂4号機の時代にパチスロで稼ぐ事を覚え、結婚を機に一旦は就職するも再びこの道へ舞い戻った。
好きな機種はリーチ目主体のノーマルタイプ。
パチンコ・パチスロどちらも打ち、安田プロとは雑誌対談からのお付き合い。
現在は他業種のライター業をする傍ら、毎日のようにパチンコ屋へ足を運ぶアラフォーのダメ人間だ。