今から11年ほど前。グランドオープンして5年ほど経ち、まだ繁盛してた地元の某店。

看板機種であったCRぱちんこ必殺仕事人3のタイアップイベントとして、中村主水こと藤田まこと氏を呼んだことがありました。

その時はしっかり写真を撮らせていただきましたが、30数台あった仕事人3の中でワープが良釘台があり、当時よく打ちに行ってました。

ある日、レイアウト変更により仕事人3の設置場所が変わっていたことがありました。ワープの良釘台がどこに移動したのか探したわけですが、サッと先に押さえた若者がいました。

その押さえた台を連れの若者に譲って、ストロークを教えていたその素振りから只者ではないと分かりました。

私は、譲った方の若者は乗っていた車から、譲られた方の若者はその風貌から、あだ名を付けました。

まあ、外見の特徴から常連客などは不特定多数のお客や店員から、なんらかのあだ名を付けられている、のかもしれません。

ワープの良釘台の隣台もまあまあ(良台は並んでいるケース、けっこうあると思います)だったので、若者と並んで打つ格好になりましたが、彼の台はキュインキュインと煩く、嫌になって早めに切り上げました。

その譲ってもらった若者はやがてプロになって行くのですが、人伝えに聞いた話では、譲った方はパチンコを止めたとか。

並び中に耳にした「スターウォーズで二千回ハマッて最後逆転できた」の話を待つまでもなく、凄腕を持ちながらそういうパチンカーもいるのか、と思ったものでした。

この仕事人3が導入された同じ時期に、攻略機種のアラジンディスティニーが登場したため、当初は(略して)アラデスばかり打ちました。
やがて厳しくなってきたために他機種へも目を向けた訳ですが、思えば勝てる機種、台はいくらでもある。そんな2007年の頃だったような気がします。

ちなみに、仕事人3のそのお店での成績は21勝3敗。やはり積極的に打ちに行く気にもなるお店でした。

そんなある日、家内が「友達が某店(仕事人3設置店)でコーヒーを販売していると言っていた。店で○○さん(家内)のだんなさんをよく見かけるらしい」と。

「えっ!?」驚く私。

続けて家内「で、こんなあだ名で呼んでいるとか・・・黄色い耳栓のおじさん」

その後、2度と黄色い耳栓を付けなくなったのは言うまでもありません・・・。

 

■じゃじゃ流パチンコ川柳

「そのあだ名 知らぬは本人 ばかりなり」