みなさま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

いや〜。みなし機ファイナルと三重のオールナイトは盛り上がりましたね……って、この原稿は2019年に書いていたりしますけど(笑)。『絆』『まどマギ』『ハーデス』といった人気機種の検定・認定切れと、既に切れていた低射幸性の機種たちもなくなった2020年を迎えました。

いろいろなホールを見ていると「あれ? こんな古い機種まだ大丈夫なの?」と思うこともあるでしょう。おそらく、ちゃんと認定を取っているので問題ないと思いますよ。認定はメーカーでなくホールが取るもの。一概には言えないんですよ。

この1月からは“検定・認定切れの台がない”誓約書のようなものを添付しないと、新台の入れ替えなどができなくなります。所轄警察署の温度差もありますが、12月のうちから切れている台の電源を落とさせられたところも。営業できているということは、条件をクリアできていると考えたほうが精神衛生上よろしいかと思います。これパチンコも同じですからね。

2020年も5号機の撤去は進んでいきます。2021年1月末までにほぼ全ての機5号機が検定切れを迎えます、あの機種もう打てなくなってしまうのか。そんな寂しいお別れは続くことになります。

 

寂しさMAXなら、YOU買っちゃいなYO!

パチスロ機の中古相場は、基本的に“ホールで設置”する価格と同じです。家庭用だから安くなるということはありません。『絆』もホールに主戦として設置できた時期は200万円とか家庭用ではムリムリな金額でしたが、いまパッと見たところ5万円を割り込んでいます。私の感覚では、まだ高すぎますけどね(笑)。全国のホールから撤去されたように供給量が半端ないので、いずれ値崩れしていくことでしょう。

最初から値崩れしないケースは、残存する数少ない“みなし機”で供給量が少ない場合。そもそも既にレトロ台扱い。これは見つけたら買うくらいの勢いで良いかと思います。

供給過多だった機種は、値崩れを待ったほうが良い? 今時の機種は一概に言えません。部品が多すぎます。投げ売り価格になるとメンテナンスも不十分になることが多いですが、それなりのお値段かつ在庫が多い場合は、割と摩耗度の少ないパーツで組んでくれるところも多いかな。

送られてくる実機の状態など、気になるところは電話をして確認することをオススメいたします。特に“家スロ”初心者は、ちゃんとしたショップで買うべき。液晶とかある日突然おかしくなりますからね。そういうときに対処してくれるかが大事なんです。オークションサイトとか、自分で直せるメカ自慢でないと危ういです。

 

ちなみに、我が家に導入した最新機種は、初代『スカイラブ』まで遡ります。テレビ付きはあと『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』のみ。2019年12月31日に最後の1台が稼働を終了しました。作ったメーカーより長生きしたとか言わないの(笑)。

私が自宅に導入するときの基準は「設定1でも打ちたいか」ですかね。勢いで買うのではなく、値崩れを待つ間「本当に欲しいかどうか」をクールダウンさせながら考えたほうが良いかと思います。本当、デカくて重くて。コインレスにしてもリール回転音だけでもウルサいですから。それでも邪魔と思わない愛情が一番大事かと思います。

2020年も、そう思えるほど好きになれる機種と出会えることを願いたいものですね。