日本遊技関連事業協会(日遊協)が「遊技業界データブック2019」をホームページ上で公開しています。PDFで52ページの超大作。概ねP.15までは、業界人の持論が中心。P.16からがデータ中心と言えましょうか。読み応え抜群すぎて、まだ全部は私も読めていません。

日遊協とは、業界に関わる多くの企業が参加している業界団体となります。と言っても分かりにくいですよね。パチンコ・パチスロは、多くの業界団体が林立しています。正式名称は私も調べないとでてきません。略称でも知っていれば、マニアか業界人です(笑)。

・全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)

各都道府県の“県遊協”が中心。簡単に言うとホールの業界団体の中心です。ファン感謝デーを開催しています。

・日本遊技機工業組合(日工組)

パチンコメーカーの業界団体。説明は次の日電協で。

・日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)

パチスロメーカーの業界団体。

そうなると、パチンコを作るなら日工組に加入。パチスロを作るなら日電協に加入しなければならないように思えますが、どちらかに加盟していれば他方の特許を使えるなど、横断性はあります。

・全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)

パチンコを取り扱う販売会社(販社)の業界団体。

・回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)

パチスロを取り扱う販売会社の業界団体。

 

これらを全部ひっくるめたキングオブ業界団体が、日遊協といった感じです。全日遊連は団体として加盟していませんが、ホールが独自に入っているので許してください(笑)。

これ以外で、読者さんに関わりのある業界団体は「ぱちんこ広告協議会(PAA)」ですかね。昨今の広告規制への自浄努力と言いますか、広告物などの自主ルールを決める業界団体です。ガイドワークスをはじめ、ファン向け媒体や大手動画サイト、チラシなどを作る広告代理店が加盟しています。

と、日遊協の話から大脱線(笑)。

業界団体のホームページやブログは、大抵が中身の見えない活動報告(何人で会議しました)程度ですが、日遊協は各団体やシンクタンクなどが調べた統計などをデータベースとして公開してくれています。その日遊協でも、これほどまとまった資料を公開してくれるのは初めてかな。様々な数値の平成元年からの推移を見ることができるので圧巻です。

このページは「レジャー白書」が毎年発表しているパチンコ参加人口の推移ですが、この参加人口は“年に1度でも参加人口になる”など、しっかりと数字の説明もなされています。その他にも、参加人口の性別や年齢層の分布や、その地方における参加率なども。何度も言いますが、読み終わりません。思うことが溢れたら、来週以降のネタにさせてください(笑)。

いろいろと読んでみたい方は、日遊協のホームページに。無料ですよ。

http://www.nichiyukyo.or.jp/news/news.php?news_id=993