気まぐれな私のコラム、たまには直近の稼働から書いてみたいと思います
機種は大海物語withアグネスラム

ちょうどこの間の木曜日に凡ミスからあぶれてしまい、図らずも店廻りになってしまった、と
連日の猛暑で歩いていると汗がダラダラだし、「ほどほどに切り上げるか」と思いながらも電車で一つ目、二つ目と駅を下りて行ったのです
すると、「ここで最後」と最近は貯玉で煙草を取るだけの店に入った途端、初代アグネスに違和感あり
ご無沙汰の間に何か動きでもあったのか、アグネスに何年振りかのアキがあるじゃないの!

時刻はすでに16時半、一瞬「明日はぶっつけ本番の遠出になりそうだし、今日はパスして明日こいつを狙うか?」とも考えましたよ
う~ん、計算高い!(笑)
でも、同じ状態で明日残る保証はないし、ここは顔バレしているので台の前で足を止めた時点で微妙
結局、もう普通のアグネスを打てる機会はないかもだし、キリのいいところまで粘って、昼間の負けを減らして終了

展開は3倍ハマリあり、連チャンあり(15ラウンドも出た、しかも三度も!)、サムまで見られて、もう満喫
懐かしのチャンス目連続が途絶えた次回転で魚群からの大当たりもあったし、なんだか昔打ち倒した頃の縮図っぽいなあ、なんて独りにやけましたねえ
電チューに向けてのひねりはご法度につき、それだけは悔いが残りましたけど

この機種は四年以上追ったからさ、いろんなことがあった
工藤ちゃん(ポチ)はもう少し前からハンドルをグググと弱めるのをやってたらしく、のちに「俺、ちゃんと安さんに言ったじゃないですか」と言われてもねえ
あいつはわかりやすいから、「言いたくないけど、知らん顔もできん」の雰囲気ありありで、こっちも聞き流してたんだろうとかね
俺具体的なことは全部自分で模索しながら、何日もかけて習得したもん

後ろを通る旅に何度も何度もガン見するプロに辟易したり、ガイドの日記に書こうかずっと逡巡し続けたりしたのもそう
右打ち機全盛時代だったから、効果の小ささでプロの皆さんも歯牙にもかけておらず、あの一千万プロのマコト君にすら「で、何をやってはるんですか?」と言われたりしたこともあったなあ

そうそう、オリ術で大活躍中のミネッチとガイドの「勝者に学べ」で初めて会った時に、この機種をやっていたと聞いて凄く嬉しかったことも覚えている
彼は自分の打法
・一発分だけ止めて、小デジ回転中に強弱をつけながら強めに打つ
・電チューの3回開放は止めずに捻る
以外にも、もうひと手間加えていて、1回転辺り4個増やしていたそうな…
自分は無調整で1回転3個ちょいが限界でドヤ顔だったから、あれは度肝を抜かれたっけ

あっ、必勝ガイドの名古屋班のレイリーさんにはたくさんの機種と打ち方を教わったけれど、お返しできたのはこの機種だけだなあ
友人のヒゲ君やA君にも教えたら、たいそう驚いてくれたのも思い出だ
そのせいか、A君は止めもひねりも自分よりずっと上手いのに、いまだに「海だけはかなわない」とか言ってくれる
漫画パチンカーで活躍したP3君も、話したら現場でやってくれていたようだ

10万コースはついぞ訪れなかったと思うけれど、それに近い浮きは何度かあった
逆に1日に200ラウンド以上足りなくて、泣きそうになりながら現金投資の定刻まで頑張ったことも…
8倍を超えるハマリ中に後ろで指差された時は、頭上のスタート回数表示を隠したくなったりもしたなあ

大人しくブッコミを抜くか、アタマを狙ってワープに玉を絡めやすくするか、右からの入りが悪けりゃブッコミの一段上に引っ掛けたりと、合わせも台によって違ったものだ
毎度毎度、数採りからスタートもできなくて、ヤマを張って合わせを決めていたら、後々違うストロークが正解だったりね、てへへ

とにかく、ここまで長く付き合った機種は、羽根モノを除いてない
飽きなかったのは名機の証!ということで、きちんとケリをつけられて良い1日でした